こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。薬物を使用している人が最も緊張する瞬間、それは尿検査の時かもしれません。尿検査で違法薬物の陽性反応が出てしまえば、逮捕されたり、有罪になったりします。しかし、尿検査に出にくい違法薬物があるんだとか。LSDは尿検査に引っかからないと言われていますが…
LSDが危ないのは
LSDが危ないのは、その影響が予測できないことにあります。その作用は、摂取量、その人の気分や人格、そして薬物が使用される周囲の環境によっても変わります。それはさいころの目で決まるようなものです。目くるめくような、ゆがんだ陶酔感を味わうか、または被害妄想(他人に対して根拠のない疑い、不信感、恐れを抱く状態のこと)的なひどい落ち込みを味わうかのどちらかです。
LSDを使用していると、食欲の減退や不眠、口内の乾燥、震えをしばしば経験します。より一般的な作用としては視覚の変化があります。LSDを使用している人は特定の色の強さに固着するようになります。
LSDが隠語で”曲げ”などと呼ばれたりするのは、こうしたLSDの強烈な視覚への影響が由来しています。視界が曲がる・歪むといった現象はLSD使用者がそろって語ることの一つです。これが幻覚体験ですね。
LSDは尿検査で出ないらしい?
そんなLSDですが、尿検査で出ない(検出されない)と言われることがあります。というのも、LSDはすぐに体から成分が抜ける薬物として知られていて、警察署などで尿検査される頃には抜けてしまっているのです。薬物容疑で捕まったが、LSDだけは出なかった(検出されなかった)みたいな話はよく聞きます。
下の画像は、インターネットで見つけました。様々なドラッグがどの程度の期間、体に留まるのかを比較した図です。左から、薬物名、血液(時間)、尿(日数)、毛髪(日数)の項目が並んでいます。
(BUSINESS INSIDERより)
一番上のLSDの値を見てみますと、他の薬物に比べて体内への残留期間が極端に短いことが分かります。血液で3時間、尿で3日、毛髪で3日となっています。LSDはすぐ抜けるという噂にも合致するような内容です。この画像のソースは、メイヨー・クリニック(画像左下)というアメリカを代表するような大規模総合病院だということで、この図にある程度の信頼性は認めてもよいと思います。が、、、
LSDは本当に体から抜けているのか
血液、尿や毛髪から成分が検出されない=薬物のないクリーンな体という図式には無理があります。なぜなら薬物が残留する箇所は他にもあるからです。例えば、薬物をしばらく使用していなくても、何かの拍子でフラッシュバックを起こすことがあります。これは残留している薬物が原因です。おそらくその際に尿検査や毛髪検査をしても成分は検出されないことでしょう。
LSDは使ってもすぐに体から抜けると聞いたら、都合が良いと感じるかもしれません。LSDを使ったとしても警察にバレにくい。バレたとしても尿検査でシロになればお咎めなしですからね。
しかし、尿検査で出なかったからと言って喜んでいるようでは、後々痛い目にあうでしょう。バレなきゃいいという考え方はうまくいきませんし、本当に健康的な体を得たければ、まずは薬物を体からしっかり抜く必要があります。ナルコノンでそれを体験してみてはどうですか。
参照ページ:ビジネスインサイダーhttps://www.businessinsider.jp/post-1229
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