こんにちは、アユです。
突然ですが、私は音楽が大好きです。18歳を過ぎたころから、洋楽もたくさん聞くようになりました。でもドラッグが原因となって、短い人生を終えるミュージシャンもたくさんいると知りました。今日は音楽とドラッグの関係についてのお話です。
ドラッグと音楽は良い関係だという迷信
こんなこと、聞いたことありませんか?
- ドラッグを使うと、より一層芸術的な作品を作ることができる。
- 彼の音楽が最高なのは、ドラッグでキメてるから。
- 才能のあるアーティストは、ドラッグのひとつやふたつやってる。
などなど。実際、私も昔はそう思っていました。しかし、たくさんの間違った情報と、うっかり興味を掻き立てられてしまいそうな罠がこういった噂の中に潜んでいます。
モダン・ジャズの帝王と言われるマイルス・デイビスという人がいました。
(マイルスのアルバム「Kind of Blue」のジャケット写真)
彼はヘロイン中毒であることで有名でしたが、そのキャリアを目覚ましいものにしていったのは、ドラッグを止めた後でした。マイルスは、自分を破壊していくドラッグを止めようと、何度も努力した人です。彼は、ドラッグが音楽のためにならないこと、自分のためにならないことを知っていました。
ドラッグのための仕事 ドラッグのための音楽
ドラッグに溺れると、仕事も芸術も、そのドラッグを得るための単なる手段に変わっていきます。心も身体もむしばまれ、大好きな音楽どころではなくなっていきます。
みんな夢を抱いて芸術活動を始めたはずです。それがすべて、ドラッグや酒を手にするためのお金稼ぎとなり、それらを得るための人脈作りとなり、夢は絶望へと変わり果てます。
エイミー・ワインハウス (Amy Winehouse)
ジャニス・ジョプリン、エイミー・ワインハウス、ホイットニー・ヒューストンも…私の大好きなアーティストも、ドラッグやアルコールの中毒のためにで命を落としている人たちがいます。
たくさんの人がもっとその歌声を聴きたいと思っていたはずです。しかしドラッグは、こんなにも早く、残酷にその才能と命を奪ってしまいます。それを使うことの、いったいどこに正当性があるというのでしょう?
芸術とは、心に感じたことや考えたことを、自分なりに表現するものです。ドラッグは、その人らしさを壊してしまうものです。
ドラッグがミュージシャンを才能豊かにするという嘘
音楽や芸術作品が素晴らしいのは、それを生み出した人の才能が素晴らしいからにほかなりません!自分の才能を使って表現する…だから、芸術は素晴らしいのです。
薬物を使って感情を爆発させ、良い芸術作品ができあがるというのは、とんでもないまやかしです。この世にいる誰もに、素晴らしい才能があります。それをできるだけ長く発揮して幸せに生きていけたら、それが一番だと思いませんか?
ドラッグやアルコールで、その人の芸術が素晴らしくなると思っている人がいたら、ぜひ教えてあげてください。
その人本来の良さと努力だけが、その芸術を素晴らしいものにするのだということ。薬物はそれを押し下げることしかしません。例外はないのです。
薬物やアルコールの依存の問題でお困りの方は、ぜひナルコノンにお電話ください。
これからの人生、あなたの才能を最大限に生かせる自分になれるよう、依存から抜けだすお手伝いをするのが、ナルコノンの仕事です。
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