こんにちは、スタッフのアユです。
MDMAってあれでしょ、あの有名人が捕まったやつ!覚醒剤の人は何回も捕まるけど、これは全然マシらしいよ。MDMAは依存性が低いらしいから…そんなことを言う人々がいます。さて、それは真実なのでしょうか?
MDMAは依存性が低い「ような感じ」がする説
薬物中毒者というと、どんなイメージがありますか?腕に注射痕がいっぱいあり、ゲッソリと痩せこけ、悪いことばかりしていて、瞳孔が開いていて、意味不明なことを言う、包丁を持って暴れ回る…昔からそんな恐ろしいイメージがあったかもしれません。
これは私事ですが、ナルコノンジャパンで働くまでは、私だっていわゆるフツーの人でしたから(笑)、薬物中毒者なんて恐ろしいとか、手に負えないという考えを持っていた時代の方が長いのです。
しかし、この仕事を初めてから、改めて世間に出て辺りを見回すと、少し違った様相に出会うことに気づきます。依存性の低い「ように見える」薬物中毒者の姿や、一見「大丈夫そうな」見た目の人々を目にするからです。彼らは会話をし、風呂にも入り、礼儀正しくて、仕事もしていたりします。
薬物を食事と同じ感覚で使用する人、四六時中欲するかなり深刻な依存の状態を呈する人ももちろんいます。しかし、「大丈夫そうな」人を見ると、その恐れが少し和らいでしまうのです。
「やっぱり1回だけなら大丈夫なのかも?」
と思わされてしまいます。しかし覚えていてください。依存性を深めていく薬物依存者のすべてが「最初の1回だけ」を経験していると言うことを。
MDMAは依存性が低いというよりも…
「MDMAは依存性が低い」などと言われるのですが、それは真実でしょうか?そのように言われてしまう理由の1つに、MDMAに何が入っているのかは誰も知らないという事実があります。
そもそもMDMAとは、メチレンジオキシメタンフェタミンという成分のことであり、もともとは粉末あるいは結晶の形をしています。現在知られているMDMAは錠剤が主流ですが、実は錠剤の形には適していないため、これを錠剤の形にする際に、危険ドラッグ、コカイン、覚醒剤、リタリン(中枢神経興奮薬)などを混合します。何が当たるかはわからない、ロシアンルーレットのような薬物と言えます。
どこの誰が、どのような有毒物質を混入させたか、売人側も完全に知っているわけではありません。ですから、依存性を感じないようなMDMAに当たるのかもしれませんし、たった1錠だけで死んでしまうこともあるかもしれません。
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本来MDMAには、身体的な依存性も、精神的な依存性も両方あります。そして、1回目の摂取の時ほどの効果は著しく減少してしまうため、その後更に多量に摂取するようになることで影響は悪化していきます。
一見「大丈夫そうに見える」薬物依存者に聞いてみるとわかるでしょう。彼らは薬物の影響で被害妄想にかられ、依存の辛さを隠すために余計な注意を払ってビクビクし、人間関係を壊したり人間不信に陥ったりし、見た目が大丈夫そうに見えるのとは裏腹に、内面ではかなり辛い思いをしていることがわかります。
依存性が低い・高いがMDMAの問題ではない
MDMAのみならず、薬物全般に言えることが1つあります。それは、薬物の依存性が低い・高いということが一番の問題点ではないということです。薬物を逃げ場とする人々には、そうなる前に「逃げたくなるような」人、もの、出来事がありました。
苦難に陥ったとき、薬物ではないものに逃げる人たち、生存的な解決策を見出す人たちがいる中、なぜ彼らは薬物に逃げてしまったのでしょうか?
ナルコノンは、薬物を使い始めてしまったその根本の問題も解決していきます。
根本の原因を見つけたとしても、トリガー(引き金)が判明したとしても、それを本当の意味で解決しないことには真の薬物問題の解決には至りません。
ナルコノンでは、最小限の離脱症状で安全に薬物を止め、過去に取ってしまった薬物の影響から解放され、その上で問題の解決方法を教育するプログラムが揃っています。
薬物の問題でお困りの方、そのご家族の皆さま。今まで苦しい思いをしてきた皆さまに、幸せな新しい人生をお届けするチャンスがここにあります。
今すぐにナルコノンにご連絡ください。
まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
情報参照URL:薬物のない世界のための財団 – モリー…害がないように聞こえる薬物…には、致命的な副作用があります
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