薬物やアルコールの依存を克服したご本人は、実際に自分が変わったと感じてナルコノンを卒業していきます。しかし、ご家族の皆さんや周りの人々には、本当に大丈夫なのかと不安も残ることでしょう。
今日は、ナルコノンジャパンの卒業生のお姉さんからのお話を、こちらにご紹介いたします。ぜひお読みください。
焦りがあるのに手だてがない
弟にアルコールの問題があることはわかっていたけど、始めは本人が何とかできるものだと思ってました。
でも、毎日朝からお酒を飲み始め、度数の高いお酒を直接瓶から一気する姿を見て、起こっていることに対して凍り付くことしかできなくなっていく自分がいたんです。
ナルコノンに出会う直前に、知人が酔っ払って線路を歩き、轢かれて亡くなったと耳にしたんです。この話で私は一気に焦りました。
弟が突然死ぬかもしれない危機感と毎日戦って、このまま放置するなんて怖すぎる。でも本人が変わりたいと思わなければ意味がないとも思っていて、手立てがありませんでした。
そんな時ナルコノンの存在を知り、スタッフの方が家に来てくれて、弟に行ってもらうことにしました。来てくれたスタッフは、私たち家族よりも寝ずに、ずっと諦めずに取り組んでくれました。家族だけだったら、説得を諦めていたと思います。
卒業した後の弟におどろいた!
弟が卒業した後、アルコールを飲まなくなったことはもちろんですが、1番驚いたのはコミュニケーションがまともに取れるようになったことでした!
私の話をちゃんと聞いてくれていると感じます。そして、弟自身が自分の意見を言ってくること、夢を語ってくれるようになったことに感動しました。
以前は、弟が大丈夫かどうか気になって仕方なかったけど、今は自分の力でちゃんと生きている。未来を見ているのがわかります。
両親も含めて、家族が全体的に良くなりました。今では、昔からこの状態だったんじゃないかなと思うくらいの感覚です。
問題を抱えている方々へのメッセージ
何も手を打たずに時を過ごせば、本人だけでなく家族も大変なことに変わりはありません。だったら、最後の賭けに出てもいいなって私は思ったんですよ(これは実際、私が父に伝えたことです)。
これで一生変わるなら、こんなに短期間で解決できるなら、とりあえずやってみよう!って。そしてそれは正解でした。
お酒で突然死ぬなんて、家族はリアルに感じられないかもしれないけど。でも「明日も大変なことが起こるかも」…そう言えているうちはまだ良いんです。その明日すら来ないかもしれないという危機感を、私はずっと感じていました。
ご家族の中に、アルコールで困っている人を「助けたい」と思っている人がいるなら、彼は助かります。本人の意志ではどうにもできないんですから、行かせる必要性をどれだけ家族が感じられるかが鍵になります。
だから、ご家族がナルコノンを知ったのであれば、1分1秒でも早くナルコノンに連れて行ってほしいです!
************************
アルコールや薬物の依存の問題は、ナルコノンで解決することができます。ご自身や、ご家族など大切な方が依存でお困りの方は、すぐにナルコノンにご連絡ください。
あなたのその勇気あるお電話が、その人の人生のみならず、ご家族の人生をも明るい未来でいっぱいにする一歩になるはずです!
薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ
薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。