ナルコノンジャパンのアユです。またまた、アルコール依存を克服した生徒さんが誕生しました!ご家族に強く背中を押され、ナルコノン・プログラムを始めたヒロコさん。飛び切り明るい笑顔が素敵な女性です。
卒業を迎えた今、赤裸々にその想いを語ってくれました。ナルコノンとの独特の出会い方から、プログラムの初期に気づいたことまで、ぜひお読みください。
自分で電話をかけたんだけど…??
アユ:卒業インタビューを始めます。
ヒロコ:お願いします!
アユ:ヒロコさんがナルコノンに来た経緯は、ちょっと不思議なんですよね。どのように始まったのか、教えてください。
ヒロコ:お酒はずいぶん前から飲んでいたのですけど、飲酒運転をしょっちゅうしていて、何回も車をぶつけていました。でもいつも大したことにはならなくて、またいつものようにお酒を買いに行くのに車に乗って行ったら、近所の塀にぶつけました。
毎回同じ車屋さん修理をお願いしていたので、今回も電話したら「またぶつけた!?(怒)」となって。私も、このままだと人を轢いてしまう、誰かを殺すんじゃないかって思いました。
私は泥酔状態で全く覚えていないんですけど、自分でインターネットで一生懸命探してナルコノンをどうやら見つけたんです。
アユ:どうやらね。
ヒロコ:自分で電話したんです。電話口のスタッフが主人と話したいと言ったそうなんですけど、番号を覚えてなかったので、わざわざ電話を切って、自分で携帯で調べてもう1度かけ直した…みたいなんです。
アユ:みたいなんですね(笑)。
ヒロコ:みたいなんです。覚えてないです(笑)。
プログラムを始めるのに何度も抵抗したけれど
ヒロコ:そこで主人とナルコノンのスタッフの方が電話で話したところ、次の日には来てくださって。話を聞いてるうちに私は酔いが冷めまして。一度は「そんな所は行かない!」と言ったんですけれども(笑)。
でももう10年ぐらいお酒をやめようと思って、自分でやめてはまた飲むというのをずっと繰り返してきました。痛い思いをして入院もして、やめられた時期もあったのに、また繰り返していました。
自分ではどうにもできない状態だったんで、もう行くしかないなと思って…ナルコノンに向かう途中、東京駅で「行きたくない!」と泣きましたが(笑)。
アユ:そうでしたね。
ヒロコ:ナルコノンに到着したら、迎えてくれたスタッフがみんな本当に優しくて。来るまではどんなところか分からないんで、主人に「嫌だったら連れて帰ってよ!」っていう約束で来たんですけど(笑)。
来た瞬間ホッとして、そのまま「うん、大丈夫!」ってなって、主人の方が逆に「え?大丈夫なの??」ってなりました(笑)。それがここに来たきっかけです。
アユ:そうでしたね!ヒロコさんが、来てすぐにご飯をモリモリ食べていたの、思い出すなあ(笑)。
ヒロコ:はい、モリモリ食べました(笑)。
アユ:私は、ヒロコさんが酔っ払っている姿しか見てなかったから、お酒を数日断った状態を見て、別人!と思ったよ。それくらい、本当のヒロコさんと飲んでる時は、全然違うのよね。
ヒロコ:そうですね。自分自身は酔った時を知らないので、お酒さえ飲まなかったらいいお母さんですと、家族には言われてました。飲むと壊れるんです。
サウナを始めてから感じた変化
アユ: ナルコノンプログラムの中で、自分の変化を感じた勉強を教えて下さい。
ヒロコ:サウナのデトックスでは、身体もスッキリしましたが、頭もすごくスッキリしました。ここに来てすぐの時は、スタッフの名前を1人しか覚えられなくて、みんなに何回も名前を聞いたんです。
私は覚えられない人なんだわと思って、書き出していたんですけど、それでも覚えられませんでした。でも、サウナに入るようになってから、記憶ができるようになり、歳をとって覚えられない、ということではないこともわかりました。
いつも、グルグル回っている感じがあったんです。自分は酔っていないと思っている状態も、実は酔ってたんですよね。
サウナのプログラムを行うことによって、いつものフワフワ浮いた状態がなくなりました。私たぶん、10年くらいそういう状態だったと思います。でもサウナで「人間ってこうなんだ」「確かに前はそうだったな」と思い、びっくりしました!
アユ:素晴らしいですね!
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久しぶりのアルコール無しの生活の中で、身体の変化に気づいたヒロコさん。プログラムの後半から、いよいよ自分の内面とも向き合っていき、アルコールと決別します。
彼女がお酒を完全にやめると決断できたのは、プログラムの何がきっかけだったのでしょうか?気になる方は、下記からインタビューの後編をお読みください!
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