ナルコノン卒業生にインタビュー!市販薬の過剰摂取(通称オーバードーズ、OD)を止められなかった女の子が、ナルコノン・プログラムを通して薬の摂取を完全に止め、新たな人生の第一歩を踏み出しました。
彼女に、実際の声を聞いてみたいと思いませんか?ご本人の了承を得てインタビューを行いましたので、こちらにご紹介します。今日は前編です。ぜひお読みくださいね!
ナルコノンに到着するまで
アユ:ナルコノン・プログラムを始める前の様子について、教えてください。
卒業生M:ずっと毎日薬を取りながら仕事もしていて、自分だけでは薬をやめられませんでした。一切止めるつもりもなくて。
ある日突然、父がナルコノンに連絡して、スタッフが家に来てくれました。父には「薬をやめるまで、家に帰ってくるな」と言われましたね。
アユ:プログラムを始めようと思ったきっかけは何だった?
M:父が帰って来るなと言って折れず、スタッフの押しもあり、もうどうしようもない!っとなって、じゃあやるかってなりました。
アユ:離脱が始まってからはどうでしたか?
M:実は最初の頃は、ぼんやりしてて全然覚えてないんです。身体的にはけっこうキツくて、1日中寝てばっかだった気がする。
ここに来る前は食事がかなり不規則で、お昼ご飯は完全に食べない日もあれば、 昼はおにぎり1個と野菜ジュースとか、ヨーグルト1個だけ。夜は帰って酒を飲み、色々食べた挙句に吐いたりとかして。
アユ:今何キロ増量したんでしたっけ(笑)。
M:実は13キロ増えました!(笑)最初の健康診断で、タンパク質の数値も本当に低くて、全然栄養足りてなかったんだ。それがプログラム開始2か月後には、もう普通の状態に戻ってました。
身体に問題がないという実感
M:これは、数値も気持ちも完全に健康体だって言えると思った。ここに来るまで、睡眠がめちゃくちゃ必要だったし、頭痛くなったり、お腹痛くなったり、便秘でしょっちゅう悩んでて。でももう全然頭も痛くなんないし。一切ない。正真正銘の健康体。
アユ:結果出してるね。コミットしてますね。
M:しましたね。私は健康体です!(笑)
最初の薬断ち期間中は、先輩の生徒とスタッフがたくさん助けてくれて、1人で部屋で悩んだりせずに済み、この時間は本当にありがたかったです。
アユ:その後のサウナ・デトックスはどうでした?
M:私の場合、薬を眠気覚ましに使ってたんですけど、その眠気の消える感覚などを再体験しました。その時に支えてくれたスタッフさんが本当に素晴らしかった。
スタッフが正直だから、自分も正直に話しやすいなと思って。自己開示できるようになりました。そういう周りの環境が、話しやすさにつながったと思う。
コミュニケーションの方法を学んだ結果の奇跡!
アユ:いいですね。第3段階目のコミュニケーションの演習はどうでしたか?
M:人と喋るのもキツいし、そんなことすんの普通に恥ずかしいと思ってたんですよ。ただ、やってみると実際にしゃべりやすくなって、自分の成長に繋がっていることに気づいた。
恥ずかしいという気持ちはなくなって、素直に効果があるなあって。ひたすら楽しかったですね。実践練習の相手は今は卒業生のK君で、今まで散々しゃべって慣れている仲の良い相手だったから、楽しめました。
以前は、人の話を聞くとき、正直人の話を理解してなかったんですよ。だからどう返答すればいいか、どう行動すればいいかわからないという状況になってた。
自分が現実にいなくて、会話が入ってこないから、違うことをやり始める。そういうのがちゃんと聞けるようになったし、人が何を言ってるのか理解するようになった。
コミュニケーションの演習は、相手があって自分が行動してる。自分は指示待ち人間だったから、指示されないと本当に動けなかった。自分から決めて動かなきゃいけないことも学び、あれは本当に、自分自身にすごく向き合いました。
アユ:乗り越えてきたね!最終段階の座学のコースはどうでしたか?
M:ついに、今まで散々避けてきた両親と連絡を取る時が来て、戦々恐々としてました(笑)。
コミュニケーションについてしっかり学んだ後で、ナルコノンのスタッフや生徒以外と話すのは、両親が初めてだったんですけど、自分が学んできたことが身に付いているなって実感しました。
今まで以上に相手の話をちゃんと聞いて、理解して、受け止めることを意識した。以前と比べたら相当良いコミュニケーションが取れてたんじゃないでしょうか!
アユ:私もそう思います!今は週1で電話してるもんね。
M:そうですね。くだらない話もできるようになりましたね(笑)。
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笑顔で無事に卒業を迎え、ご両親との関係も回復させたMちゃん。しかし、薬物を本当にやめられるとは、最初は彼女自身が思っていませんでした。
その部分についての本音が満載のインタビュー第2弾は以下からどうぞ!
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