大麻リキッドのペンを見つけたんですがこれ大丈夫ですか？

近年、若者の間で大麻リキッドの使用が増えています。特に「ペン」と呼ばれるデバイスを使った摂取方法が人気です。ただ「ペン」と言われたら、親御さんやご家族はまさか薬物のこととは思わないでしょう。そう、隠れて使うにはうってつけなのです。

大麻リキッドは、大麻の成分であるTHC（テトラヒドロカンナビノール）を含む液体で、電子タバコのような「ペン」を使って加熱し吸引します。煙や臭いが少ないため、周囲に気付かれにくいのが特徴です。

実際に販売されているペン

今は電子タバコも当たり前の時代になっていますから、正直それがただのタバコなのか、中身が大麻成分なのかは、パッと外から見ただけではまったくわかりません。

こういったタイプで摂取する大麻リキッド成分は、路面の専門店やインターネットで普通に買えてしまいますが、その成分の安全性はまったく不透明という事実があります。

特に違法に製造・販売されている製品には、有害物質が混入しているリスクが大いにあります。正直、体内に入ってしまった後は、法的に守られているか否かは問題ではありません。違法であれ合法であれ、毒であることには変わりがないからです。

「リキッドだから大丈夫でしょ、本物の大麻じゃないんだし…」

そんな声を聞くこともありますが、大麻であることに変わりはなく、依存性があります。そして、大麻リキッドを摂取した人たちの中には、強い依存性によってそれが手放せなくなり、何十万円分もまとめ買いしたり、手足がけいれん、または突然硬直する人もいます。

「ペン」を使った手軽な摂取方法が、依存症のリスクをさらに高める要因となっているといえるでしょう。

若者が大麻リキッドに手を出す背景には、いくつかの要因があります。その中でも最も厄介なことのひとつは「合法である」ということへの誤解でしょう。

大麻は合法化されている地域もあるから、安全だと誤解されがちですが、そうではないのです。本当に危険なものであれば「合法」とは言いません。ちょっと質問させてください。

今日あなたが食べたランチは合法でしたか？

なんだか、響きがおかしいですよね（笑）。合法であるものは、危険であるが故に法に沿って処理されています。アルコールもタバコも合法です。なぜなら、身体を害することは証明されており、年齢制限が設けられているからです。

危険だから合法なのです。

それがこのように、あたかも化粧品か何かのように、おしゃれな見た目で売られています。このペンの手軽さと隠匿性は、誰もが目を光らせておかなければならないでしょう。

学校や家庭で隠れて使用することも簡単にできてしまうため、周りが気づかないうちに依存が進行するケースもあります。あなたは見抜く自信がありますか？

「息子が変なものを吸っているみたいで、合法だから大丈夫と言うんです」という声を、よくお聞きします。しかし、ペンタイプであろうが、葉っぱの形であろうが、リキッドの形であろうが…薬物は薬物です。

もしあなたのご家族や大切な人が、親として、大麻リキッドをやっているようだということがわかったら、すぐにそれについて直接話す時間を作ってください。様子を見るのではなく、直接聞くのです。

「それ、大麻リキッド？」

この言葉を、勇気を持って口にするのです。なぜ使い始めたのか、どのくらいの頻度で使っているのか、これについてどう思っているのかを聞くのもいいでしょう。

悪い空気がたちこめても、ひるんではいけません。この一言を発することなく「様子を見続けた」結果、数年、何十年という依存、そしてより強力な薬物への誘導に勝てなくなる未来がいつも起こってきたのですから。

ナルコノンでは、この依存を断ち切ることができます。

そもそもなぜ、大麻リキッドを使うようになってしまったのか？この根本的な問題を解決するため、身体と心の両方の側面から、徹底的なリハビリを行うことができます。

薬物依存でお困りの方をご存じなら、もしくはご自身が問題を抱えているのなら、今すぐにナルコノンへご連絡ください。まずはスタッフが親身にお話をお聞きいたします。

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