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市販薬ODをレポする若者たち:親が知っておくべき真実


近年、若者たちの間で市販薬を過剰摂取(OD)し、その体験を「レポ」としてSNSで共有する行為が増加しています。この行動には深刻な健康リスクつきまとうだけでなく、依存症への道が待っています。今日は、親として知っておくべき市販薬ODの実態とその危険性についてのお話です。

市販薬ODの現状

市販薬とは、医師の処方箋なしで薬局やドラッグストアで購入できる薬品を指します。これには風邪薬、鎮痛剤、睡眠薬などが含まれます。本来は適切な使用方法に従って服用されるべきこれらの薬品ですが、一部の若者はこれを過剰摂取し、その体験を「レポ」としてSNSで公開します。

SNSの影響力は絶大です。特に若者たちは同世代の行動をマネしたくなるものです。市販薬ODの「レポ」は、興味のない人からすれば無視すればよいだけかもしれませんが、彼らの心の闇が解決されるわけではありません…。彼らはODによって一時的な高揚感や幻覚を得ることを目的としていますが、これには依存症や深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

実際の投稿

ODによる健康被害は多岐にわたります。たとえば、風邪薬に含まれる成分の一部は、大量摂取すると肝臓や腎臓に負担をかけ、最悪の場合、臓器不全を引き起こすこともあります。また、鎮痛剤の過剰摂取は中枢神経系に影響を与え、意識障害や呼吸困難を引き起こす危険があります(それを承知の上で、その成分だけ抜いてODをする者もいるほどです…)。

市販薬ODのレポにつきものなのが…

市販薬ODを行う若者の中には、自傷行為を伴う場合も少なくありません。身体を傷つけることや苦しみを味わうことは、彼らからすると、「生きていることを感じるため」に行うようです(経験したことのない側からすれば、不思議なことでしょう)。ODに加え、身体に傷をつけ、その様子をレポしたり、写真をSNSに載せるのです。

これらの行為は、彼らが心の中で抱える深刻な問題を反映しており、決して無視できるものではありません。一部の若者にとっては「注目を集める手段」として利用されることがありますが、その影響は非常に有害です。同世代の若者たちがこれを目にすることで、自らも同じような行動を取るリスクが高まります。

現に、違法薬物は友だちから誘われて取る若者が多い中、市販薬ODに関しては、SNSで自ら情報を目にして自主的に始める人も多いのです。

親として、このような危険行為に対して警戒心を持つことは大変重要です。自傷行為や市販薬ODを行う若者は、心の叫びを上げているのです。彼らが直面する問題を見過ごさず、早期に適切な支援を提供することが、彼らの命を守る第一歩です。

日常的に子どもの行動や精神状態に注意を払い、異変を感じた場合はすぐに対話を試みましょう。また、専門家の助けを借りて、子どもが抱える問題に対処することも大切です。心の健康を守るためには、家族のサポートが欠かせません。

市販薬ODに対して親ができること

市販薬ODの危険性を理解したうえで、親ができることについて考えましょう。まず、子どもとのオープンなコミュニケーションが重要です。日常的に子どもと話し合い、悩みやストレスを共有できる環境を作ることが、予防の第一歩です。子どもが困難な状況に直面したとき、親が頼りになる存在であることを示すことが大切です。

次に、市販薬の適切な管理も重要です。子どものODを疑うのであれば、家にある市販薬は、彼らが簡単にアクセスできないように管理されるべきです。特に、大量に摂取すると危険な薬品については、保管場所を厳重にしてください。

市販薬は手軽に手に入るものであるため、誰もがその危険性を軽視しがちです。そこに落とし穴があります。家族との良好で積極的なコミュニケーション(一方的に話すのではなく、お互いに同じ量を話し言葉のキャッチボールをすること)、受け入れられていると感じられる環境が整っていることは、薬物へ逃げてしまう結果を防ぐには欠かせません。

今すでに問題に押しつぶされているのなら、今すぐにナルコノンに連絡してください。

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