近ごろニュースなどで耳にする「ゾンビタバコ」。響きだけでも不気味ですが、実際にこのタバコを吸った人々は、ゾンビのように動かなくなったり、突然倒れ込んだりします。報道されるたびに社会的な不安をあおるこの違法ドラッグについて、今日はお話ししましょう。
ゾンビドラッグ
このゾンビタバコ、確かに見た目は普通の電子タバコのようで、そんなに悪いものに見えません。だからこそ、若者たちは気軽に手を出してしまいます。しかし、その中身はれっきとした違法ドラッグで、一度吸っただけで命を落とす危険さえあります。
このゾンビタバコの正体は、実は医療用麻酔薬である「エトミデート」を混入したリキッドタイプの電子たばこです。本来は手術の時の麻酔導入に使われるほどの強力な薬剤で、日本では承認されていません。それを闇ルートで入手し、リキッドに混ぜて販売しているのが実態です。
吸引すると、わずか数秒で頭がふわっとし、体が動かなくなるほどの強い脱力感に襲われます。中には呼吸が浅くなり、意識を失うケースもあります。名前の由来となっているように、吸引するとまるでゾンビのようにふらついたり、意識がもうろうとする状態は、この薬の強い鎮静作用によるものです。

エトミデートは医療の現場でも慎重に扱われる薬です。血圧を下げたり、呼吸を抑えたりする作用があり、使い方を誤ればすぐに命の危険にさらされます。量がほんの少し多いだけで、意識不明や呼吸停止に至ることもあります。しかも、非合法に出回るリキッドは成分や濃度がバラバラで、どんな化学物質が混ざっているかすら分かりません。
エトミデートは指定薬物です
日本では2025年5月、厚生労働省がエトミデートを指定薬物に追加しました。これにより、製造・販売・所持・使用がすべて禁止され、警察による取り締まりが強化されています。にもかかわらず、SNSや匿名アプリを通じて密かに取引が行われており、「合法っぽい」「ただのリキッド」と偽って販売する悪質な業者もいます。見た目は普通の電子たばこにしか見えないため、危険性を理解せずに使ってしまう若者が後を絶ちません。
問題は日本だけではありません。タイや中国、韓国などアジア各国でも、同様の「ゾンビタバコ」が拡散しています。街中で突然倒れたり、幻覚症状を起こしたりする映像がSNS上で拡散し、国際的な問題となっています。製造や流通のルートは海外にまたがっているとみられ、日本でも輸入経路の特定が進められています。

今や覚醒剤やコカイン、大麻といった代表的な違法薬物だけに気をつけなければいけないだけでなく、エトミデートのような、日々拡散されている無名の新種薬物もまた社会の脅威となっているのです。
ゾンビたばこは吸ってはいけません
どんな理由があってもゾンビたばこを吸ってはいけません。どんな長期的な害があるのか分かりませんし、一度の吸引があなたを取り返しのつかない運命へと導く可能性すらあります。
もしゾンビたばこを吸ってしまったら、、、

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