手を替え品を替え、新しいドラッグは日々生まれています。覚醒剤やコカインなど、一般的に知られている違法薬物だけではなく、それらに効果の近い危険ドラッグが日本のあちこちで蔓延しています。今回は聞き馴染みのない「エトミデート」という物質についてお話ししていきます。
新種薬物到来?
以下は最新のニュース記事の抜粋です。
「笑気麻酔」と称して若年層を中心に広がっているとみられる指定薬物「エトミデート」を含む液体を所持した疑いで10日、16歳の少年が逮捕されました。医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは那覇市に住む16歳の無職の少年です。警察によりますと先月5日の夜「薬物を使用しているかもしれない」と少年の家族から110番通報があったということです。
警察が自宅に駆けつけたところ少年は奇声をあげて手足はけいれんし、近くのテーブルにエトミデートを含む液体が入ったカートリッジや電子タバコの吸引器が置かれていたといいます。警察は捜査に支障があるとして少年の認否を明らかにしておらず、入手経路などを調べています。今年5月に指定薬物に追加されたエトミデートを巡っては、これまでに20歳の男2人が逮捕されていて、今回で県内の逮捕者は3人目となります。
「エトミデート」という物質を含んだ新種の薬物が現在、沖縄県で蔓延しているようです。どうやら液体状になっているらしく、電子タバコのような吸引器を使って販売、摂取されるようです。
エトミデートの効果は
エトミデートはどうやら、医療の現場で用いられる薬物みたいです。短時間で作用する静脈麻酔薬であり、主に全身麻酔や鎮静の導入時に使用されるそうです。気管挿管や電気けいれん療法など、短時間で完了する医療処置に適しているそうで。この薬剤は1964年にヤンセン製薬によって開発され、1972年にヨーロッパで、1983年にはアメリカで臨床使用が開始されました。
なお、日本では2025年時点でも製品としては流通しておらず、薬事法上は指定薬物に分類されています。エトミデートの特徴として、即効性があり、同種の薬剤と比較しても血圧の低下や呼吸抑制が起きにくいことが挙げられます。一方で、副腎皮質ホルモンの合成を抑制する作用があるため、注射時の痛みや、使用後の吐き気などの副作用が見られることがあります。
別名「ゾンビ麻薬」や「太空油」、「SPACE OIL」とも呼ばれているようです。ソーシャルメディアXで検索をかけると、それを摂取した人のキマっている動画が出てきます。手足が震えており、痙攣している様子が伺えます。10代ぐらいの若い子達が、薬物で痙攣しているんです。こんなことが起きていいはずがない。
薬物依存でお困りの方は
薬物には絶対に、絶対に手を出してはいけません。最近の病んでいる10代の子達は、薬物をオーバードーズしたりするみたいです。こんな悲しいことはないですよ。
現代は、誰でもネットを通じて薬物が買えるようになっています。魔が差して薬物をやってしまってから、どんどん依存していく若い子もいます。その一方で、人に命の危険を与えておきながら、金を得ている人がいて。売人です。売人を信じてはいけません。
ただ、10代20代で薬物漬けになっていたとしても、やり直せる。世界にはそういう状況から脱して、成功者になっている人もいるでしょう。
ここ薬物リハビリ施設ナルコノンは、薬物問題に正面から向き合い、薬物依存者を助ける団体です。薬物不要の人生を取り戻したい人がいましたら、お問い合わせください。薬物問題を解決し、クリーンな人生を再び手に入れましょう。
参照ページ:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1933888?display=1
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