勘繰りとは、余計な気を回してあれこれと悪い方向に考えたり、疑ったりすることです。一度そのような状態に入ってしまうと、悪い思考から抜け出すのは大変ですね。不安が不安を呼び、恐ろしい気分になることもあるでしょう。
お酒を飲んで嫌なことを忘れたい。気分を良くするために飲むはずなのに、実際は自分の悩みについてあれこれ深く考えてしまったりと、そんな経験はありませんか?今回はお酒を飲むと、悪い思考が働いてしまうのはなぜかというテーマでお話ししていきましょう。
お酒=アルコール=○○
お酒、つまりアルコールというのは興奮作用と抑制作用の両方をもち合わせる薬物(ドラッグ)です。いきなり衝撃的なことを言ってしまい申し訳ありません。驚かせるつもりはないのですが、アルコールというのは実は薬物なんです。ええ、反論したいのは分かります。ただ、その気持ちは一旦グッと我慢してください。。なぜそうなのかについて、少しだけ聞いてほしいのです。
アルコールが薬物というからには、はじめに薬物とは何かについて、定義を明確にしなければなりません。薬物の定義は3つあります。
薬物の定義その1は、身体的、精神的な依存性がある です。つまり、それを体や心が欲するようになるという意味ですね。晩酌をしないと眠りにつけなかったり、お酒を飲まないと頭が痛いというのはその例です。また、緊張する場面でお酒をひっかける人とかお酒がないと楽しくないなんて言う人は精神的にお酒に依存してしまっているわけです。
薬物の定義その2は、体に害がある です。アルコールが原因で年間どれだけの人が肝臓を悪くしているのでしょうか。糖尿病もよく聞きますよね。どうやらお酒は飲めば飲むほど、体が悪くなっていくようです。その逆は聞いたことがありませんね。
薬物の定義その3
さて、薬物の定義その3は、心に悪影響 です。もっとも薬物を薬物たらしめる理由がこれです。あなたの心に悪い影響があるということです。お酒で記憶を飛ばした経験はあるでしょうか?お酒の席で話した内容をすっかり忘れてしまったことはないでしょうか?
思い出せないという現象は、実はあなたを不安にさせたり、混乱させています。考えてもみてください、今あなたのいる場所に辿り着くまでの記憶がなくなったらどうなるでしょうか。絶対に焦りますよね。
勘繰りというのも、心に悪影響を与える行為ですね。過去の過ちをあれこれ考えたり、未来の不安を考えたり、誰々さんがどうのこうの、と考えを巡らせても本当は意味がない。でもお酒を飲むと、そういうことを考えてしまう。お酒はそういう性質を持った薬物なんですよね。
勘繰りから解放されたいです
お酒を飲んで勘繰り、頭がぐるぐるしてしまう。嫌な気分から逃れるために、楽になるために再びお酒を飲む。この悪循環にハマってしまっているのなら、毎日が辛いのも無理はありません。しかし、人間は自分の心の状態が最も大切であり、心の平穏を制する者が幸せになれると思います。
お酒の依存は、心が荒れている証拠と言わなければなりません。お酒が解決してくれることは何一つない、それを半分頭で分かっているにも関わらず、お酒を飲むことをやめられない。依存とは、そういうものです。そして依存の克服は、お分かりの通り自力では難しいのが現実です。ですが、、、
勘繰りから解放され、お酒から解放され、自由に人生を謳歌したい。その世界では、自分を引き留めるものはなく、活動的になれるでしょう。どんなに依存に苦しんでいても、正しいやり方で処置することで、どんな状況をも打破することができます。あなたが今、どんな状況であろうともです!
ここナルコノンジャパンは、そのような依存者が立ち直るためだけに4年前に設立されました。ここに来てやることは、お酒をキッパリとやめること。お酒のない人生を取り戻し、あなたの能力を社会で最大限に発揮できる状態にまで持っていくことです。希望はありますよ!ぜひ一度お電話ください。
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