大麻は薬物です。しかしながらもともとは大麻草という植物からできています。大麻草は花を咲かせるので、花言葉があります。僕もそんな風に今まで考えたことはありませんでしたが、今日は大麻と花言葉についてお話してみようと思います。
大麻草ってそもそも何?
大麻草には、学名をカンナビス・サティバ(Cannabis sativa)という学名がついていて、「アサ科アサ属」に属しています。一年草なので、発芽、開花、そして枯れるまでのサイクルが1年以内で完結する種類の植物です。背丈は1〜4mほどになり、葉っぱは指を広げたような独特の形をしています。
丈夫で育ちが早く、乾燥にも強いそうで、けっこう簡単に育ってしまうため気軽に栽培する人が絶えない理由にもなっている気がします(もちろん犯罪行為ですよ)。大麻草の花にはオスとメスがあり、花の形も異なります。
オスは花粉を出すための小さな花を咲かせますが、見た目は控えめで、派手な美しさはありません。
それに対してメスは、稲の穂のような形の花を咲かせます。この部分がいわゆる「大麻のつぼみ」と呼ばれる部位で、樹液でねばねばしています。ここに、THCやCBDなどのカンナビノイドが多く含まれています。
この「つぼみ」こそが、大麻において最も注目される部分であり、日本の法律でも最も厳しく規制されている部分でもあります。ですから、薬物として考えられる大麻とは厳密にはメス株のみを指します。そして、主にTHCという違法成分のことを指しています。
大麻草の成分と役割
雌株の花の表面には「トリコーム」と呼ばれる樹脂腺がびっしりと付き、この中に有効成分が含まれています。聞いたことがある方もいると思いますが、THCとCBDってやつです。
THC(テトラヒドロカンナビノール)は精神活性作用があり、日本では違法成分です。摂取するとハイになるなります。
植物学的に見れば、花は「受粉し、種を作るための器官」。大麻草も同じく、受粉を通じて子孫を残します。
しかし、商業的な栽培では、あえて受粉させない雌株(=シンセミア)が重視されます。というのも受粉しない雌花はエネルギーをすべて樹脂と成分の生成に使うため、より多くのカンナビノイドが蓄積されるからです。よりハイになれる大麻の方が売れますからね。
大麻草の花言葉は?
本題である花言葉の豆知識を一つ。花言葉(はなことば)とは、花や植物に象徴的な意味を持たせた“メッセージ”や“感情”のことです。つまり「この花には、こんな意味があるよ!」「この花を贈ることで、こんな気持ちを伝えたい!」というように、言葉を使わずに感情や想いを伝える手段のことです。
「運命」「宿命」「結果」
大麻草の花言葉はこの三つ。ただ、この花言葉を送りたいからといって、大麻草を入手することはできません。所持した時点でアウトになってしまいます!どうしても麻を誰かに送りたいとなれば、麻を原料とした小物や衣料品、バッグを送るのが良いでしょう。くれぐれも大麻を手に入れないように注意してください。
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