こんにちは、お久しぶりです、ナルコノン卒業生のアンソニーです。一ヶ月ほどブログをお休みしていましたが、今月から再開するのでよろしくお願いします。今回はMDMAを鼻から吸うのはなぜいけないのかについてお話しします。また至急薬物問題でお困りの方は、ナルコノンジャパンホームページにある電話番号にかけてください。
世界的な薬物使用人口の増加
ウィーン、2023年6月26日：国連薬物犯罪事務所（UNODC）が発表した世界薬物報告書2023によると
「2021年には全世界で1320万人が注射器を使って薬物を使用した。これは以前の予測より18％多かった。世界的には、2021年には2億9,600万人以上が薬物を使用し、過去10年間で23%増加した。一方、薬物使用障害に苦しむ人々の数は3,950万人に急増し、10年間で45%増加した。」とのこと。
薬物使用障害（drug-related disorders）に苦しむ人々の数が10年間で45%増加したというのは、なぜなのでしょうか。混ぜ物等による薬物の質の低下も一因かもしれませんね。2021年はコロナパンデミックもあって薬物使用が加速した年でもありますから。
報告書の調査結果を受けてUNODCのギダ・ワリー事務局長は、『世界中で薬物使用障害に苦しむ人々の数が継続的に増加しているのを目の当たりにしているが、治療はそれを必要とするすべての人に届いていない』と、必要な人に必要なケアが届いていない現状を指摘しました。また『紛争や世界的危機に乗じて、違法薬物の栽培や生産、特に合成薬物の生産を拡大し、不正市場をあおり、人々や地域社会に大きな被害をもたらしている薬物密売ネットワークに対して、対応を強化する必要がある』と述べています。
地球規模ではこのようなことが実際に起きているらしいですね。
なぜMDMAを鼻から吸うの？
さて本題に入ります。MDMAを鼻から吸うことについて、違和感を覚える人もいるかもしれません。というのも、一般的にですがMDMAは錠剤であることが多いため、飲み薬を飲むように口に入れて水で流し込むのが普通です。しかし、錠剤を粉々に砕いて鼻からコカインみたいに吸うこともできるわけです。札束でも丸めて鼻の粘膜にドーンと。
最初から粉末だったりカプセルに入ってたりすることもあって、その場合鼻から吸ったり、注射器で脈に打ったり、肛門から入れて直腸で摂取したりする人もいるみたいです。
なぜ鼻から吸うのかについては人によって理由があると思いますが、大体は即効性があるからというのがその主な理由ではないでしょうか。飲んだ時に比べて、半分ぐらいかもっと早い時間で効果を得られますし、鼻に入っていく快感というか、アタックな感じが気持ちよくて鼻から吸うのが癖になるのかもしれません。
また飛び方にも少し影響するかもしれません。これは気持ちの問題かもしれませんが、鼻からのほうがバチんとくるとかなんとか。
MDMAを鼻から吸うのはやめて
冒頭で薬物使用障害という言葉が出ましたが、つまり薬物を使って起きる不調や不具合のことです。それは精神的なものから身体的なものまで含みます。MDMAを鼻から吸えば、当たり前ですけど鼻の粘膜が傷ついて鼻が弱くなります。鼻血がよく出たり、鼻水が止まらないとか、嗅覚に異常が出ることもあるでしょう。
言うまでもありませんが、MDMAには何が入っているかわかりません。よってのその効果は一概には推測できません。それこそがMDMAをやめなければならない理由の一つです。助けが欲しくなって、困るのはただの自分一人です。
今MDMAの使用で困ったり、助けを必要としている人はナルコノンに連絡してください。善は急ぎましょう。薬物やっててもいいことはありません。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、１本の電話が、１つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
参照ページ:
BBCニュース「違法薬物仕様が全世界で増加、フェンタニルが深刻化＝国連報告書」https://www.bbc.com/japanese/66016413
「薬物過剰摂取による死者、コロナ禍で過去最多に アメリカ」https://www.bbc.com/japanese/57845604
Drug information http://www.o-clinic.com/anti-drug/resource/mdma.htm
World drug report 2023https://www.unodc.org/unodc/en/data-and-analysis/world-drug-report-2023.html
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