こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。誰しも「薬物をやると後遺症が残るかもしれない」という話を聞いたことがあるはずです。現に薬物の後遺症で苦しんでいるという人は沢山いると思います。では1vLSDによる後遺症はどのようなものがあるのでしょうか。そして後遺症は治るのでしょうか。今日はそのことについてお話ししていきます。
1vLSDは捕まらない?
1vLSDというのは幻覚剤です。
幻覚剤とは、脳神経系に作用し、非現実的で異常な感覚をもたらす薬剤。
精神的依存傾向があり使用を繰り返すこともある。(厚生労働省)
LSD、MDMA、マジックマッシュルーム、シロシビンと呼ばれる薬物も同じ幻覚剤です。この辺りの名前なら一度はニュースなどで耳にしたことがあるかもしれません。
しかし1v-LSDという名をニュースで聞いたよという人はおそらくいないと思います。なぜならこの1v-LSDという幻覚剤は、ここ1~2年のうちに流行り出した新しい薬物であり、他の幻覚剤のように規制されてはいないのです。それ関連の事件や事故が発生すればニュースで取り上げられるでしょうが、今のところそういったことは起きていないようです。
ただソーシャルメディアでは結構な話題になっていますから、おそらく警察の組織犯罪対策部はその存在には気づいているでしょう。しかし適用できる法律がないですから取り締まることもできないのだと思います。
1vLSDの効果
1v-LSDなどの幻覚剤には以下のような効果があります。
瞳孔の拡大・体温の上昇または下降・発汗または悪寒(鳥肌)・食欲不振・不眠・口内の乾燥・震え・心への作用・妄想・幻視・不自然な多幸感や確信・時間と自己に対する感覚のゆがみ・深さへの知覚が損なわれる・時間への知覚が損なわれ、物体の大きさと形、動き、色、音、触覚がゆがみ、使用者自身の身体に対する知覚がゆがむ・思考や気分が深刻な恐怖感に襲われる・自制心を失うことへの恐れ・パニック発作・「フラッシュバック」(=1vLSD摂取後に何の前触れもなく起こる1vLSDによる幻覚症状の再現のこと)・深刻なうつ、または精神異常
時間と自己に対する感覚のゆがみは、1vLSDの効果として代表的です。自分の周りの世界とつながりを深めていると感じたり、人によっては自他の区別がつかなくなることもあります。そのような感覚は日常生活を送る上で困難をもたらすことは想像に難くありません。
1vLSDは後遺症が残る?
後遺症が残らないとなぜ言い切れるでしょうか。なぜなら薬物が人に与える影響は計り知れないからです。薬物の後遺症とは、目にみえるような明らかな障害のことだけではありません。あなたの人生にあとあとまで残る、薬物の影響そのものまで含めて後遺症と言うべきでしょう。
フラッシュバックはよく知られた薬物の後遺症の一つですが、それ以外にも後遺症と呼べるものは沢山あります。それは特定の考え方かもしれませんし、特定の感情や感覚が残ることかもしれません。自分にしか分からないような、他の人が感知できないところに薬物の後遺症は在るのです。だから当の本人は恐ろしい思いをするのです。
「アシッドをやった後、大型トレーラーに正面から突っ込んで死ぬという幻覚を見た。キーッというブレーキの音がして、それから真っ暗で不吉な静寂に包まれた。ものすごい恐怖感。本当に死んだと思った…それから1年、怖くて墓地には行けなかった。そこに自分の墓があったらどうしようと思って。」
これは実際に幻覚剤を摂取した人の証言です。この人は自分が生きているのにも関わらず、自分は死んだかもしれないという矛盾した恐怖に支配され、墓地に行くことができなかったようです。
このような思い込みは、1vLSDの幻覚剤使用者が頻繁に経験する後遺症の一つです。俗にいう勘繰りというやつもそうです。しかしこのような後遺症は精神的な病や病気なのではなく単に薬物の影響ですから、治すには病院ではなく薬物からの回復を目的にしたリハビリが効果的なのです。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
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