こんにちは、卒業生スタッフのアンソニーです。突然ですが、紙で曲がるとは何のことか知っていますか?実はどちらも違法薬物の隠語的な表現なんです。知らない人はピンとこないですよね。今日は、紙で曲がるとはどういうことかについてお話していきます。
紙とはLSD
紙というのはLSDの隠語です。なぜ紙と言われているのか。それは、通常1cm四方ぐらいの切手のような大きさの紙に、LSDの原液を染み込ませたものがLSDとして販売されているからなんです。その紙を舌の上に乗せて約1時間ぐらいたつとLSDが体内で吸収され始め、効果が現れるというわけです。
LSDの効果
このブログで何度もお話していることではありますが、LSDの効果は計り知れません。
体温が上昇するかもしれませんし、反対に体温が低くなる場合もあります。精神的な影響も同じように、例えばなにか閃いたような感じがして天才的な気分になるかもしれません(これはよくLSDの使用者が語ること)。しかしそのような気分を一時的に味わうこともあれば、現実に戻れないことからくる恐怖におののき、自我を失いそうになって発狂することもあるでしょう。
LSDはサイコロ
よくLSDの例えとして挙げられるのは、サイコロです。LSDの効果は使う人の性格、精神状態やその時の気分、睡眠時間、空腹度によってすら左右されることでしょう。サイコロを振って出る目がランダムなように、基本的にLSDの効果も予測不可能で不確実な薬物だということを認識してください。
紙で曲がる気分
そんなサイコロLSDですが、「LSDを使うとこうなるよね!」というような他人と共有できる効果もあるようです。強調しておきますが、同じ売人から買った同じLSDの使用者同士でも、それぞれが独自の体験(共有できないような体験)をすることが多いです。LSD体験談を聞いていても、なんだそれ?何言ってんだこいつ…みたいなのばっかりですから。それはいいとして話を戻しますと、その共有できる効果というのは曲がるという体験です。
A「これ(LSD)めっちゃ曲がるよね」B「分かるー、もうぐにゃぐにゃ」
みたいな感じですかね。
僕は曲がった経験というのがなくて、その曲がるっていうのがいまいち分からんのですけど、本当に曲がるんだとか。何が曲がるかというと視界です。
よく曲げてる人(LSD好きの人)に聞いたことがあるんですど、「曲がる。曲がれと思ったときに曲がる。」とだけ言われて不完全燃焼で終わったという記憶があります。またLSD体験がペイズリー柄のイメージに近いとも言われるので、写真を載せておきます。
視界がぐにゃっと曲がるわけですから、それが人によっては気持ち悪いとか酔ったような気分になってバッドトリップに入る人もいるようです。そうなったとしても途中退室できないのがLSDの恐ろしいところですね。
バッドトリップに関する記事もよかったら一緒に読んでみてください。
紙で曲げると曲げられる心
LSDで曲げて、その先にはなにがあるでしょうか。LSDに限らず、薬物を摂り始めるとその先に待っているのは依存です。
依存とは、それがなくては生活ができなくなってしまうこと。生きていくうえでそれを必要としてしまうことです。
薬物を使わなければ生活をできない、維持できないということは本来ありえません。
薬物は時間をかけてずるずると依存していきます。自分は依存しているかもしれないと思い始めた時は、やめるいいきっかけでもあります。勇気を出して一度電話してみてはいかがでしょうか。
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