こんにちは、ナルコノン・スタッフのアユです。
アルコール依存症の方は、ご本人が大変な思いをされるのはもちろんですが、ご家族の方も大変な思いをされていることは間違いありません。しかし、ご本人とご家族の感覚には、大きな違いがあるようです。今日は特に、アルコール依存症の夫と妻の考えの違いを見ていきましょう。
アルコール依存症の夫は何を考えている?
最近の私は、アルコール依存症でお困りの方とお話する機会が増えました。
私が薬物やアルコールのリハビリ施設の職員と知ると、当事者の方々は、”普通の人”よりはいろいろ言っても大丈夫かな、と思ってくださるようでして、何やらどぎつい失敗談なども、笑って話してくださる方もいます。その中でも、自分が「夫」の立場の方の言い分は…
- 自分の金で飲んでいるんだから好きにさせろ
- みんな飲んでいる
- 飲みながらだって仕事できてる
アルコールは合法なので、こういったことを言う傾向は違法薬物より高めだなと私は感じています。もうお酒を止めたという方の体験談を聞いても、昔はこんな言い分を持っていたという人たちは、少なくありません。
アルコール依存症の夫…悩みをブログやチャットで吐き出す妻たち
そんなアルコール依存症の夫を持つ妻の皆様は、ハッキリと2つのタイプに分かれます。
まだなんとかできる、なんとかしたいと思っている方々と、どうすれば別れられるか、逃げ出せるかを考えている方々です。
- 子どもがいるから(または金銭的に)離婚は難しい
- 周りの人に相談しにくい
- 入院させたいけど、本人が自分がアル中だと認めてくれない
上記のように、お悩みのポイントも皆さん似通っていらっしゃいます。
こういったことをブログやチャットなど、自分を直接知らない人たちとの間で、吐き出している妻たちも少なくありません。愚痴をこぼす場で自分の気持ちは晴れても、当の問題は解決しないこともわかっています。
そんな悩みを聞く中、彼女たちの言葉の中で印象的だったのは「お酒が憎い」という言葉です。そうです。皆さん当人ではなく、本当はお酒が憎いのです。
コンビニで缶ビールや缶酎ハイを見るたびに、誰かが飲み会の話をするたびに、怒りというか、やるせないというか…お酒なんてなければいいのにと思うのです。
これは、奥様が「本当の彼はそうじゃない」と、知っている証拠です。
アルコール依存症の問題を抱える方を持つご家族は、お酒が人を変えてしまうことを知っています。大好きだった本当のその人が、消え失せてしまうことを知っています。
アルコール依存症に科学的に取り組む
その問題を、科学的な観点から、チームワークで解決していくのがナルコノンです。
昨日の夜までお酒をガバガバ飲んでいた方でも、ナルコノンに辿り着いたら、その日からすぐに、お酒なしの生活を送れるようにサポートしていくことができます。
それは、力ずくで縛りつけるものでもなく、病気だと信じ込ませて押さえつけるものでもなく、ただ単に、正しい知識を学び、チームで克服していくというプログラムです。
気になる方はぜひ、ナルコノンでアルコール依存を克服した卒業生の、実際のインタビューをお読みください。
ブログ:ナルコノンジャパン初の卒業生インタビュー
ご家族を諦める前に、ナルコノンに電話してください。誰にも相談できないと思うなら、ナルコノンに電話してください。あなたが好きだったその人を、もう一度取り戻したいなら、ナルコノンに電話してください。薬物のない人生を、もう一度取り戻しましょう。
薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ
薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。