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【代表ブログ】大麻における「海外では合法」について③カナダ編


こんにちは、代表の神野です。海外には、大麻が合法になった国があります。それはカナダとウルグアイです。ですから、大麻を使用している人々の正当化として「海外では合法」「カナダでは合法」というセリフは使われがちです。では、実際のカナダとウルグアイの状況を皆さんはご存じですか?

(このシリーズのブログのバックナンバーを読みたい方は以下からどうぞ。)

【代表ブログ】大麻における「海外では合法」について①

【代表ブログ】大麻における「海外では合法」について②

カナダの大麻に関する法律

今日は、カナダでの合法化についてみていきましょう。カナダでは、2018年6月21日に大麻に関する法律が成立しました。

以下に要約を載せます。

(1)目的
①未成年者による大麻の利用を防止すること
②大麻による利益から犯罪者を排除すること
③安全で合法的な大麻を成人が利用できるようにし公衆の健康と安全の保護。

(2) 主な内容
①18 歳以上30グラムまで大麻の所持が可能
②未成年者に対し大麻の販売又は提供した者は、懲役 14 年以下の罰則。
③大麻が販売される場所、大麻の使用が禁止される場所を規定する。

(3) 国外への持出し、国内への持込みは違法

購入は大麻の専売所でのみ可能で、大麻の使用禁止場所も定めてあります。
すなわち、大麻はカナダにおいて自由に使えるわけではなく、厳しい規定の下で使用が規制されているものであるということです。ですからもちろん、罰則もあります。

カナダの大麻の歴史

1960年代、アメリカではとあるムーブメントが起こっていました。それは皆さんもご存じかもしれませんが、反戦運動や反体制運動から生まれ、「ラブ&ピース」を提唱し、自然回帰を目指す、ヒッピーという文化でした。

関連ブログ:ヒッピーは日本に現在も存在しているの?

彼らはマリファナなどの薬物を使用することで、精神解放を目指す活動も行っていました。そこでアメリカに不満を持った人々の多くがカナダへと流入し、カナダにおいてヒッピー文化と大麻が流行したのでした。

その一方では医療関係者たちが、マリファナの使用は癌や神経痛など、痛みが強い病気の治療として利用できると主張しました。しかし、医師が処方した薬物は治療用として有用なだけであり、それ以外は取り締まりの対象とするよう政府に求めています。

親や学校関係者は、マリファナを健康と社会価値に悪影響を及ぼすものと認識していました。学校における反薬物活動としては、LSD、メスカリンと共に、大麻は「ゲートウェイドラッグであり、最も危険な薬物」として、教育を行っていました。

これらを客観的に見てみると、大麻に関しては

  • 大人たちと医療関係者は危険なものとして取り扱った
  • 若者が流行に乗った形で大麻の使用を推し進めた

という構図が見えてきます。このような対立の中、カナダにおいては大麻の使用率が上がっていきました。

なぜカナダは大麻を合法化したのか?

合法化される前のカナダは「大麻の使用については違法であるが、積極的に罰しない」という、非刑罰化政策を採ってきました。それは言い換えれば、大麻の使用を黙認している状態が長く続いていたということです。事実、カナダの大麻の生涯使用率は先進国で最悪の4割以上を記録しています。さらに若者の飲酒やハードドラッグも問題となっています。

カナダ政府は大麻の取り締まりに年間10億カナダドル(約850億円)以上をかけていながら薬物問題を解決できておらず、この状況を何とか改善したいと考えていました。その間にも年間70億カナダドル(約6000億円)の違法大麻の売り上げが犯罪組織に流れ込んでいたのです。

そこで、大麻を法律の下で管理することで闇市場を縮小させ、さらに専売所での大麻の販売で税収を上げ、さらに若者対策の為、大人の使用は合法化しつつ、未成年への譲渡などを厳しく禁じることで合意することになりました。

つまり、大麻が合法化された背景には、大麻が安全だからという理由や、身体に良いからという理由はないのです。使用を許可したのではなく、無秩序な状態に秩序を入れるために法制化したという背景です。ですから、大麻は危険なものであるという認識の下で、合法化されたということを忘れてはならないでしょう。

「カナダでは合法化されてるのだから良いのだ」という言い訳は、大麻使用の大義名分にはならないことがわかるでしょう。合法化されているということは、むしろ大麻を使用すべきでない理由のひとつと言えます。

いずれにせよ、日本においては違法です。

大麻は安全で依存性がないのなら、その人は大麻を使っていないことでしょう。それでも使うということは依存性があるということなのです。ご自身の意志でやめられない、またはやめさせるのは困難だと感じている方は、ぜひナルコノンに助けを求めてください。

薬物依存を解決することは十分に可能です。まずは相談してください。専門のスタッフが親身にお話をお聞きします。

【参考文献】
在デトロイト日本国総領事館HP
神田外国語大学HP
朝日新聞GLOBE+

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