こんにちは、スタッフのアユです。アシッドの紙?知らない人は何のことやらわかりませんよね。これは、幻覚系薬物であるLSDの別名です。小さな紙片に薬物をしみこませて摂取することが多いLSD…今日もこのLSDについて書いていきましょう。
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アシッドの紙ってなに?
LSD(=アシッド)は、そもそもは結晶状で、それが液体に加工されて販売されることがほとんどです。摂取するときは小さな四角い紙片にそれを染み込ませ、舌の上に乗せたり下側に入れたりして摂取します。これを「食べ方」と言っているようです。
MDMAと同様に、薬物自体に可愛い絵柄や、危険性のハードルを下げてしまうようなポップなデザインがほどこされているのも相まって、パーティーなどで気軽にやり取りされてしまいます。
ほんの少しの量で致命的な効果を発揮することもあるため、その小さな四角い紙切れを、更に半分または4分の1ほどにして摂取する人もいると言います。あまりに破片が小さいので、本当に紙を食べてしまう人もいます。
(アシッドのような完全な毒物を身体に入れるのを厭わないのですから、紙切れ1枚くらいなんとも思わないのは当たり前か…と個人的に思ったり。)
ナルコノンの薬物リハビリに採用されているデトックスの技術は、アシッドを過去に取っていたことのある人が、現時点でもはや取っていないのにも関わらず、取っている時のような状態を示すことがあることが発見されたのがきっかけの1つです。
小麦のサビ菌である麦角(ばっかく)が体内に留まり、血液の循環を遮ることがわかっています。
紙の食べ方を知りたいと言うけれど
そもそもLSD(=アシッド)にはどんな「効果」があるのでしょう?
一部の人々によって、薬物には何やら深遠な謎や、奥深い意義があるという情報がバラまかれています。
例えば、大麻やLSDは芸術的な感覚を呼び起こすのに良いとか、MDMAは多幸感を高めるのだから使いようによっては有益なのだ、などのようにです。
こんな「食べ方」をすれば一番サイケになれる…など、好奇心旺盛な人には、ちょっと試したい気持ちを誘うように聞こえることもあります。
しかしもちろんそれは、人々に安易な勘違いを引き起こす罠です。
たった1枚のLSDの紙ひときれで、その後の人生を不具となって過ごすかもしれない危険があります。そこまでいかなかったとしても、突然のバッドトリップ、フラッシュバックは起こる場所を選んではくれません。
以前、私はLSDをとったことのある女性と話す機会がありました。彼女は芸術家で、LSDを取ると誰もが同じ映像や色を見るのだと言っていました。それが芸術となる瞬間がたまらなく、人類とのつながりを感じるのだとも言っていました。
しかし、これをたった一言にまとめると、残念ながらそれはすべて「幻覚」なのです。
参照URL:薬物のない世界のための財団 – LSDの危険性とは?
アシッドでサイケな体験…は必要ない!
幻覚とは、実際には存在しないものを存在すると認識すること、実際に起こっていることと、薬物によって引き起こされている感覚の境目がわからなくなるという状態のことです。
日本で最も乱用されていると言われる覚醒剤は、多くの人々が非常に警戒する薬物のひとつでもあり、一度手を出したらもう立ち直ることはできない、脳が委縮してしまう、人生終わり…そのような情報に恐れを感じるでしょう。
しかしアシッドについては興味がわいてしまい「LSDくらいなら」「覚せい剤ほどじゃないし」のような感覚で試す人がいます。アシッドについてまずあなたが知っておくべきことは、これが非常に強い幻覚剤であるということです。
しかし、一度取ってしまったからと言って、あなたの人生がすべて終わりというわけでははありません。正しい知識を持って、LSDの後遺症、フラッシュバックや依存から抜け出すことは可能なのです。
薬物などなくても、本来は誰もが健康で幸せに生きていく権利があり、その方法は学ぶことができます。ナルコノンがそれを可能にしています。
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