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薬物リハビリ後の長期的成功のために必要なこと


薬物リハビリを終えたからといって、すべてが解決するわけではありません。むしろ、そこから始まる「現実の生活」こそが、大きな試練になることもあります。回復を長く安定させるために、家族にできるサポートとは何でしょうか。

リハビリ後に待ち受ける「移行期」という最大の山

薬物リハビリを最後までやり遂げることは、本人にとって大きな達成です。しかし、リハビリ修了は「回復のゴール」ではなく、「本当のスタート」にすぎません。施設を出た瞬間から、回復者は再び社会の中で生活するという新しい課題に直面します。

リハビリ中は、薬物のない環境で、協力的なスタッフや同じ目標を持つ仲間に囲まれて過ごします。しかし退所後は、その安全な枠組みが一気になくなります。家族や友人、近所の視線が気になったり、「本当に大丈夫なの?」という無言のプレッシャーを感じたりすることも少なくありません。

また、過去の使用を思い出させる人や場所、感情に直面したとき、「自分は耐えられるのだろうか」という強い不安が生まれます。リハビリで学んだことを、現実の生活で実際に使えるかどうかが試される時期です。

特に注意すべきなのは、現在の違法薬物の多くに、本人が想定していない強力な薬物が混入している点です。リハビリ期間中に薬物から離れていた身体は耐性が低下しており、もし再使用してしまうと、初回で命を落とす危険すらあります。この移行期をどう支えるかは、文字どおり「生死に関わる問題」なのです。

国連・WHOも重視する「回復を支える具体的なサポート」

国連薬物犯罪事務所(UNODC)と世界保健機関(WHO)は、薬物依存からの長期的な回復を支えるための指針を示しています。その中で繰り返し強調されているのが、リハビリ後の継続的な支援の重要性です。

まず大きな鍵となるのが、家族や身近な人の一貫した関わりです。責めることでも、過度に監視することでもなく、「見守り、励まし、話を聞く」存在がいることで、回復者は孤立せずにすみます。自分が学んだ対処法を実際に使えているかを、安心できる人に確認できる環境は非常に重要です。

次に、安定した住環境と生活基盤です。家族と暮らせる場合もあれば、福祉制度を活用した住居支援が必要なケースもあります。住む場所や生活が不安定な状態では、回復を維持することは極めて困難です。

さらに、偏見や差別の少ない「意義ある仕事」や役割を持つことも、回復を支える大きな要素です。働くこと、学ぶこと、社会とつながることは、自信と自己肯定感を取り戻す助けになります。同じく薬物のない人生を目指す人たちと定期的に関わる機会があれば、支え合いの輪も広がります。

家族の支援が、長期的な回復を左右する理由

長年の薬物依存は、人間関係の築き方や感情の扱い方、問題への向き合い方を大きく損ないます。依存の問題を経験していなければ自然に身につく力も、回復者にとっては一から学び直す必要があるのです。

しかし、その必要性は家族からは見えにくいことがあります。「もうリハビリは終わったのだから」「本人の意思の問題では?」と思ってしまうのも無理はありません。それでも、多くの回復者は、社会や家庭に戻る際、長期にわたる励ましとサポートによって大きな恩恵を受けます。その期間は、数か月の人もいれば、数年に及ぶこともあります。

法的・経済的な問題を抱えている場合も少なくありません。借金、税金、保護観察などの課題を一つずつ整理していくには、本人の力だけでは足りないこともあります。家族や支援機関が連携することで、人生を立て直す現実的な道が見えてきます。

支援がなければ、人生のストレスや予期せぬ出来事に振り回され、再び古い習慣へ引き戻される危険性は高まります。家族、地域、専門機関が一体となって支えることで、回復が「一時的なもの」ではなく、「続いていくもの」になるのです。

もしあなたの身近に、回復の道を歩んでいる人がいるなら、「必要なサポートは足りているかな?」と、そっと立ち止まって考えてみてください。そして、お困りの方は今すぐナルコノンへご相談ください。早めの相談が、本人と家族、両方の未来を守る大きな一歩になります。

出典
国連薬物犯罪事務所(UNODC)2016年「薬物使用障害の治療に関する国際基準」
この記事は、以下の記事を元に書かれました。
The Essential Support Needed After Rehab for Long-Term Sobriety

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