カンナビスやウィード、草、葉っぱなど大麻には様々な呼び方がありますが、どれも一緒。同じTHC（精神作用を持つ物質）を含んだ大麻という違法薬物です。今日はカンナビスについてお話ししていきます。

カンナビスとは

カンナビスとは、つまり大麻（マリファナ）のことで日本では違法薬物に指定されています。カンナビス＝大麻は、ウィードと呼ばれたりもします。そしてこのカンナビスは、世界で最も乱用されている薬物のひとつです。

カンナビスはインド大麻という植物からつくられます。「薬物」成分は、主に花（「つぼみ」と呼ばれる）に見られ、種子や葉、植物の茎にも含まれています。マリファナは、乾燥した麻の葉や茎、花や種子の混合物として販売されます。 その色は通常、緑色か、茶色か、灰色です。

カンナビスは植物であり自然なものなので、無害だと耳にしたことがあるかもしれません。 しかし、そうではありません。 ドクニンジンという有毒な植物も「自然」ですが、人を殺すことがあります。

乾燥させた葉とつぼみを燃やし、あなたの肺の中にその煙を吸い込むことは間違いなく「自然」ではなく、あなたの身体にとって有害になることも知るべきです。マリファナは、アルコール、コカイン、エクスタシーと同様に薬物です。 そして、これら他の薬物と同様、それには有害な副作用があるのです。

マリファナは、紙巻タバコ（ジョイント）として喫煙したり、パイプや「ボング」として知られる水パイプで吸引することもできます。また食べ物に混ぜたり、お茶として飲用されることもあります。時には、葉巻を開いて、タバコを取り除き、マリファナと取り換えて使用されることもあります。これは「ブラント」と呼ばれます。 ジョイントやブラントは、クラック･コカインやPCP（麻酔薬の一種、強力な幻覚剤）などの一層強力な薬物とともに用いられることもあります。

大麻依存の深刻化

今、世界中で大麻依存が深刻化しています。医療品としての大麻が各国で合法化されている動きを見て、多くの娯楽目的の大麻使用者が大麻を安全なものと勘違いし、使用を加速させているようです。

大麻依存問題の一因は、過去に比べてより効き目が強くなった品種や製品にあるようです。米シカゴのルリー小児病院で薬物使用・予防プログラムの医療責任者を務めるマリア・ラーマンダー氏は、今の大麻製品は「祖母の世代が使っていたものとは異なる」と述べています。

「現在の大麻製品は以前よりもはるかに強力で、とても多様な配合で提供されます。1960年代や70年代に出回っていたものはもちろん、90年代の製品とさえ大きく異なります」とマリア氏は言う。

現在普及している大麻の使い方では、有効成分のテトラヒドロカンナビノール（THC）が従来の使用法よりも多く体に取り込まれています。大麻の成分を含む液体を電子たばこなどの機器で加熱し、蒸気を吸う「ベイピング」や、「エディブル」と呼ばれる食用大麻は、大麻を紙で巻いて喫煙する「ジョイント」よりも一般的に摂取量が多くなると、ラーマンダー氏は話しています。

薬物の効果はより強くなる一方です。効果がより強いほど、人は依存していく仕組みになっています。お酒でもそうでしょう。普段から強いお酒を飲む人は、ほろ酔いみたいな度数の低いお酒を好みませんよね。人の基本的な心理には、より酔える、より強い効果を欲する傾向があると思います。

違法薬物は取らない

どんな違法薬物もとってはいけません。子供の頃、学校や親から違法薬物をやってはいけませんと散々言われたのに、大人になるにつれて興味を持ち始め、薬物をとってしまう人がいます。自分もそうでした。

大人になるにつれて、薬物が魅力的なものにみえる、そのような環境に自分を置いてしまうと薬物を取ることになってしまいます。映画や音楽、目にする人物などあらゆる外的要因があなたの考えを変えてしまう可能性があります。薬物を肯定するようなものに出会っても、あなたは絶対にNOという勇気を持たなければなりません。なぜなら、薬物をとっても人生は良くなることはなく、むしろ悪くなっていくだけなのですから。

もしあなたが薬物を今やってしまっていても、希望はあります。一つの希望は、薬物をキッパリとやめることです。どんなに人生が成功しているように見えても、薬物との関わりがあると長期的な幸せは掴めません。薬物の周りには、悪い人、悪い考えが付きまとうものだからです。

あなたが薬物の問題で困っているのなら、一度ここナルコノンジャパンにお問い合わせください。薬物の相談は勇気がいるものですが、それを乗り越えた時に、新しい良い未来がひらけます。薬物のない人生を再び手に入れましょう！

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