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【あの人は今】大麻をやめて1年以上経ちました~卒業生のその後インタビュー~


ナルコノンの卒業生たちの、その後を追うシリーズです!20年以上にわたって薬物を使ってきた経験をナルコノンで断ち切り、今は社会復帰してバリバリ働いている卒業生がいます。
今日は、そんなHくんの卒業後のお話をシェアします!

*彼の卒業直後のお話はこちらから

大麻をやめたら人生変わった!~ナルコノンジャパン卒業生インタビュー~

ナルコノンにいた時を振り返ると

もう1年経ったのかあって、この前ふと思ったんだ。今あのときを振り返ってみると、いろんなことがあったな。

正直、自分の中で施設に入ることにすごく抵抗があった。他の施設に入った人の話を聞いたことがあって、それよりはマシ、俺はまだ正気と思ってたから。当時の自分は毎日ズブズブってほどではない、俺は中毒ではない、という認識だったからね。

でもいろいろ大きな問題を起こしてしまって、ナルコノンに入ることになった。初めの頃は「なんで俺はここにいるんだろう」って後悔が押し寄せてきてたよ。

家族や子どものたちのことばかり考えて眠れない日もあった。それでも、入ったからには成し遂げようと思って、早く卒業してやる!っていう気持ちで取り組んだつもり。

そしたらある日、頭の中でスイッチが切り替わった瞬間があったんだよね。

「過去のことは変えられないから、これからどうするかだ」と。その後は仲間の生徒さんたちとも楽しくやって、勉強をしていくうちに「薬物絶対やっちゃいけねえ、やらねえぞ」って絶対的な決意に至った。

自分が施設入るなんてショックがマジでかかったけど(そんなのいらねーよと思ってたし)、今は入って良かったと思ってる。家族も、単に俺を警察に突き出すこともできたろうに、勇気を持って声をあげてくれて、その結果ナルコノンに出会えた。

そのおかげで今の自分があるから、本当にありがとうって思ってるよ。

卒業して1年の大きな変化

卒業してから何が変わったかって、家族との関係だよね。すごく良くなったと思う。それは何より、自分にうしろめたい気持ちや申し訳なさが全くないからだよね。

以前は違法なことを陰でやってて、親父からもやってないよな?と言われるたびに嘘ついて、裏切ってる自覚があった。それが嫌なのにやめられない自分がいた。今はそれがないから、普通に目を見て話せるし、家族もそうしてくれる…そもそも、家族が目を見て話してくれてること、前は気づいてなかった。

俺、そんだけ家族のこと見てなかったんだよね(笑)。

とにかく、後ろめたさがなくなったのがでかいよ。仕事の面でもそう。

自分はがんばってる方だったと思うけど、今思えば、それもちゃんとできてなかったかもしれない。特に、俺は親父と一緒に働いているから、親父は気づいてたと思う。だから「やってないよな」って聞いてきてたんだろうしね。

当然だけど、薬物やってりゃあ、意欲や責任感が本当に薄れていくのよ。「このぐらいの仕事だったら明日やればいいや」っていうことはたくさんあった。今は「この仕事、今日やんなきゃダメだ!」になったよね!

日頃のことで変わったことはね、挨拶ができるようになったかな(笑)。マンションであった人とかさ。これ、変に思うかもしれないけど本当なの。

俺、子どもの時すごく挨拶する子で、挨拶しない人を許せなかった。自分の考えや自分の常識に合わない人を許すことができなくて、この「許せない」という気持ちで腹を立ててたことに気づいたんだよね。

今でも多少ムカつくことはあるけど、昔だったら近くまで言ってケンカ売ってたかもしれない。でも今は人を許せるようになって、怒らなくなった。これは、自分に対しても。自分のことも許せるようになった。

薬物やってっから負い目を感じてたし、「俺はこんなやつだから」とネガティブだった。この感情から解放されたのは本当にでかいし、自分も家族もその違いを感じていると思う。

社会貢献がしたいんだ!

薬物に関してはね…正直に言うけど。俺「ダメ。ぜったい」って聞くと、イメージは覚せい剤なんだよ。俺は大麻をメインでやってて「覚せい剤には手を出さない。あれはヤバイ」と線引きをしてるタイプの人間だった。

でもあの時ナルコノンに来ないで、そのままだったら、覚せい剤いってたんじゃね?って思うよ。これは本当に。

「それがなくなると不安」って怖いことだなと思う。薬物では、それがなくなったときの欲求が特に出るのが覚せい剤とコカイン。自分の感情が変わっちゃうんだから。薬物はそうやって感情を動かしちゃうからこえーよ。

これからはね、本気でね、世の中のために何かしたいって思ってるのよ。
社会貢献をして、俺がこの世に生まれたことの何かしらの証を残したい。

もちろん、生きているわけだから金は稼がなくちゃいけないんだけど、金儲けに関係のない人の役に立てることもしたいんだ。

俺はナルコノンにいた期間も含めて、トータルで1年間くらい、まともに自分の子どもたちに会えなかった。薬物をやって、子どもに対して本当にクソ野郎だったから俺。そこは本当に申し訳ないと思ってる。

自分の勝手な正義感とか、間違った考えを押し付けていたと思う。だから特に子どもに関して、希望を与える活動に関わりたいと思ってる。

今は、家族やいろんな人に認められるような経営者になりたいって思ってますけど。その先の延長で、子どもに関わる社会貢献をしたいって漠然とだけど考えてます。

もちろん、またナルコノンにも遊びに行くよ。これからもがんばっていくからね!

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卒業して1年、以前にも増してパワフルになっているH君でした。うれしい!
社会貢献を通して、今まで以上に活躍していく姿を楽しみにしています!

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