薬物依存を克服し、新たな人生を手にした卒業生がまたまた誕生しました!彼は今までに、いくつものリハビリ施設や病院を試してきました。ご家族はどんな時も諦めずに彼の薬物問題と戦い続け、ついにナルコノンに出会いました。
今までの薬物使用に関して、そしてナルコノンで乗り越えてきたことを語る、率直な彼の言葉をぜひお読みください。
ナルコノンに来る前の俺
ナルコノンに来る前の俺は、薬物に溺れてました。ずっとソワソワしていて、勘ぐりで頭の中はグッシャグシャやった。捕まるのが怖いんじゃなくて…むしろ捕まるんなら全然いい。このままでは誰かに害を与えちゃうという怖さっていうのかな。
幻覚や幻聴があれば、違う世界に入ってしまう。本当に怖いんだよ。記憶がなくなって、気づいたらどこにいたとか、何をしてたよと人から言われる、あの本来の自分じゃなくなる感覚が。
家族も必死で俺の薬物問題を解決したいと思って探してくれて、精神病院にも行きました。そこで自分の依存症は治ると思ってたんだけど、俺の場合はもっと悪くなっていった。乱用目的で処方薬の交換を行う人に誘われたりして、全然違う方向に行ってしまった。
次に行った回復施設では、俺は「良い子」にしていたけど、ミーティングとか参加してもスッキリするわけではなかった。自分が依存してた薬物は使わない環境になったけど、代わりに処方薬、市販薬、お酒は手軽に手に入ってしまったし。
俺は本当にどうにか助けてほしいと思っていた。母がナルコノンを見つけてくれて、プログラムを始めることになった。
感覚が変わっていく実感
入ったばかりの時は、まだボーっとしてて体を動かす気も全く起こらなかった。少しずつ生きてる感じを取り戻し始めたのは、デトックスが始まった後かな。シラフの飯ってここまでうまいんだなって思った。
薬物使っている時は感情も全然なかったけど、太陽のあったかさとか、鳥が鳴く声を感じるようになって、それに幸せを感じるようになりましたね。
今までの俺は、薬物仲間や悪い関係の人とは普通に話せて、家族とか社会的な人とは全然コミュニケーション取れなかったんですよ。人やものに当たって、イライラしてまた薬物使って…それがエスカレートして人を遠ざけて行ってた。
それが、ナルコノンに来てからは、人の目を見て、自分の思っていることを言えるようになった。自分ってコミュニケーション取るのが本当は好きなんだなって思ったよね。そういう自信がついた。本当に勉強してよかったなって思います。
この幸せを失いたくない
ナルコノンにいる間に、俺は自分が過去にやらかしたことに直面した…めちゃくちゃキツかったよ。でもそれが本当に良かった!
俺、本当に何をやっていたんだろうと。自分にも家族にも害を与えていた…こんなことは本当にやめようって。勉強したおかげで、本当に薬物も酒も恐ろしいものだ、俺はもう二度とやらないって覚悟を決めた。
人を幸せにしていくことが大切なんだよね。自分に向き合ったことで、俺は誠実になれた。今は本来の自分を取り戻せたって思えるから、すごい幸せだし、大変だったけどやって本当に良かったです。
卒業は正直、緊張するよ。でも本当にもう薬物絶対使いたくないから。これからは真面目に仕事をして、毎日笑顔で生きていきたい。
本当の俺はこんな感じやから(笑)。今普通にこうやって、目合わせて話せるやん?薬物やってるときは活発になっても、本当の元気じゃないし、心も腐ってる。
これからは家族にも貢献していくよ。送迎とか買い物で重たいもの持ってあげたりさ、そういうところから全部。信頼って崩れていくのはあっという間やん。取り戻すのには本当に時間かかるけど。そういう時間って本当に無駄だし、幸せな時間じゃない。
今感じている幸せを忘れることなく、前向いて、焦らず1歩ずつ今以上に幸せになりたい。薬物から解放されて嬉しいことって、いっぱいあるよ。囚われてないことと、勘ぐらなくていいこと、体が楽で…普通に毎日元気!
余計なことを考えずに、人の目を見てしゃべれるってめちゃくちゃいいよね。今のこの幸せな感じを失いたくない。
薬物の問題抱えてて、まだナルコノンに来れてない人は、1日でも早く来てほしいね。絶対に変われるし、本当の自分を取り戻せるから。薬物に頼らなくても幸せって思えるから。すぐ来た方がいいです。待ってます。
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静かに素直に話す彼が印象的でした。プログラムの中でたくさんのことを乗り越えて、穏やかに笑うようになった彼。幸せをもっと広げていこう!
薬物やアルコールの問題でお困りの方は、今すぐにナルコノンにご連絡ください。スタッフが親身にお話をお聞きします。
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