こんにちは!薬物リハビリ施設ナルコノンジャパン卒業生のアンソニーです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今回取り上げる薬物は「コカイン」です。スラングというのは、会話で使われる砕けた表現のことです。コカインの取引では、単に「コカイン」ではなくスラングを使用して隠語的にやりとりされます。海外旅行をした際にコカインを勧められることがあるかもしれません。コカインの英語スラングを覚えておきましょう。
ヨーロッパで多いコカイン使用
コカインというと、普通に生きていれば日本では滅多に耳にしない薬物です。たまに芸能人が捕まったりするぐらいで、日本においてコカインは大麻や覚醒剤のように蔓延している訳ではなさそうです。コカインはかなり高価ですから、基本的に若者には手が届きません。大体の相場は1g23,000~30,000円といったところでしょうか。
1g以下ではあまり売られていないので、コカインをやりたければ2万円以上使わなければならない。しかしコカインは摂取しても、ものの30分から1時間程度で効果がすぐに切れてしまうために、1gはすぐに消費できてしまいます。1日あれば十分に使い切れてしまう量です。
しかしヨーロッパでは大きく事情が異なります。最近、コカインの合法化を検討しているスイスでは約10フランでコカインが摂取できるそうです。10フランといえば日本円で約1,700円程度。日本より遥かに安価でコカインを入手できてしまいます。それもそのはずで、スイスはヨーロッパでもコカイン使用率が最も高い国の一つとなっています。
今後スイスはコカインを合法化する可能性があります。薬物を合法化することで治療が容易になり、薬物供給に関連する暴力や犯罪の減少を期待できるというハーム・リダクション論が背景にあるのでしょう。しかしどんな理由があったとしても、国が薬物の使用を認めるような態度を示して良いのでしょうか?
いずれにせよ、日本と違って海外は薬物が手に入りやすい国だらけです。旅行した先で薬物を売られることも十分にあり得ます。コカインの英語スラングを覚えておけば、万が一コカインを売られた場合もしっかりと断ることができますよ!
コカインを表すスラング5選
Coke(コーク)
コークはコカインの代表的なスラングであります。日本でもコカインをコークと呼んだりします。ただ、英語圏でコークと言ったら基本的にはコカコーラの愛称であることに注意です。
Crack(クラック)
ニルヴァーナというバンドのリチウムという曲に次の一節があります。
I like it I’m not gunna crack, I miss you I’m not gunna crack, I love you I’m not gunna crack, I kill you I’m not gunna crack.
俺はクラックをやらないぞと歌っていることが分かります。
Snow(スノウ)
普通はSnowと言ったら雪ですが、スラング的に使われるとコカインの意味になります。コカインが雪みたいに白いからかもしれません。
Blow(ブロー)
吹っ飛ぶや一撃という意味があるので、そのニュアンスでコカインの強烈な効き目を表現しているのでしょう。
Sniff(スニッフ)
クンクン嗅ぐという意味から、スニッフはそのままコカインを指す言葉になったのでしょう。コカインは基本的に鼻から吸って摂取しますから。
コカインは摂らないで!
コカインは使う人の身も心もボロボロにしてしまいます。最初は興味本位で取り始めたとしても、段々とやめられなくなっていきます。コカインの依存は大変です。コカインは高価であるため、買い続けると一気にお金がなくなってしまいます。買うお金がないのにコカインが欲しいとなれば、犯罪に手を染めることも…
そういう人になってはいけません!コカインに手を出さないようにしましょう。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。
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参照ページ
Swiss capital Bern considers legal cocaine project
https://www.reuters.com/world/europe/swiss-capital-bern-considers-legal-cocaine-project-2023-12-20/
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