こんにちは、薬物リハビリ施設ナルコノンジャパン卒業生のアンソニーです。法律で規制されないように薬物は、名前を変え品物を変え市場に出回ります。前回のブログでお伝えしたHHCH（大麻グミ）はまさにその典型です。HHCHをネットで調べているうちに、今度はHHCPという大麻に似た成分が流出していることが分かりました。今日はHHCPについてのお話です。

HHCPとは何なのか

失礼な言い方かもしれませんが、X（旧Twitter）は、もはや日本の薬物取引場と化しています。そこで「HHCP」と検索をかけてみました。以下がその結果であり、投稿されたポストの一部抜粋です。

HHCH営業終了

購入頂いた皆様、盛り上げてくれた皆様誠にありがとうございます。

引き続きHHCP/HHCPO等リキッド販売いたしますので…　リピーターの皆様またまたよろしくお願いします。

こちらはとある販売業者のツイートです。HHCHがこの12月より違法化されるということで、HHCHの取り扱いをやめるようですね。HHCHの代わりにHHCPをよろしくということですから、この２つの成分はどうやら同じような立ち位置の薬物なのかもしれません。

HHCPは非常に強い体感があります…

HHCPは摂取後１時間〜１時間半後に効果が現れるため、初心者の方は３～５％の濃度を２～３パフして１時間様子を見ること。

HHCP20％リキッド❗️とか見かけますが、CBDも吸った事もない何も知識のない人が吸ったらどうなるか分かりますよね。子どもにテキーラを飲ませるような物です。

こちらもとある販売業者のツイートですが、業者にしてはかなり慎重な意見だと思います。HHCPは強力すぎて、初心者が濃度の高いものを吸うことは子どもにテキーラを飲ませることと同じであると言っているわけです。

他のツイートでもHHCPは強力であるという意見はかなり多くみられました。ちなみに「パフ」というのは、タバコでいう「ひと吸い」のことで、例えば３パフなら「吸って吐いてを3回繰り返す」ことを言います。

HHCPは危険です！

HHCPに関しては、正確な情報と言えそうなものがネット上では全く見つかりません。しかし、日本では違法であるTHCを模した成分であることは確かです。この事実だけで、HHCPを取るべきでない理由は十分にそろっています。

薬物依存になり得るということです。

気晴らしのためにHHCPを使うことは、それがもたらす効果やハイな気分を味わうことが目的です。しかし使い続ければ、この薬物に対する耐性ができるため、以前と同じ高揚感を得るためにさらに強い薬物を欲するようになります。

例えば「HHCPを使うとよく眠れる」という理由で、使い始めたとしましょう。初めは３％濃度のHHCPを寝る前に１パフしていただけでしたが、だんだんと２パフ３パフするようになり、やがて濃度が５％や１０％を使いたくなっていくでしょう。

お酒で例えるとわかりやすいでしょう。初めてお酒を飲み始めた人に比べれば、酔いたくてアルコールを摂取する人は、その度数が高くなるものです。

薬物に対する耐性ができると、効果を感じるためにより多くの量を必要とするようになります。この当たり前ともいえる身体の働きのために、薬物依存は深刻化していきます。

人は望ましくない状態や感情から逃れるために薬物を取ります。 薬物で「ハイ」になっていれば、その問題は一時的になくなったように思えます。 その「ハイ」の状態がうせると、問題や望ましくない状況は以前より強烈になって戻ってきます。つまり「効き目」がなくなったと感じ、さらに強力な薬物へと走るのです。

HHCPはやがて違法になります！

HHCPは2023年12月現在は未だ規制されておらず、合法です。しかし違法化されるのは確実であり、時間の問題です。違法化が確実である根拠は、HHCPがTHCの互換成分であるからです。

くれぐれも、HHCPを摂取することのないように。

ナルコノンでは、薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方は、今すぐにナルコノンにご相談ください。

あなたの勇気ある一声が、１本の電話が、１つの命を救います。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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