こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。幻覚をみせることで有名な薬物LSD。LSDを摂取すると普段は見えないものが見えたり、聞こえない音が聞こえたりします。今日はLSDの幻覚体験について、これまで私が直接聞いた話やインターネット上の投稿を参考に、特に記憶に残っているものをご紹介したいと思います。
LSDとは
LSDとは幻覚剤です。幻覚剤とは、その名の通り幻覚を引き起こす薬物です。この種の薬物を使用すると、現実には存在しないものが非常に鮮明に見えたり、聞こえたり、感じられたりします。幻覚剤の種類によっては、それを使用する人の気分に、突発的で予測できない変化を生み出すものもあります。
LSDは主に結晶の状態で生産されます。このようにしてできた結晶は液体に加工され、販売されます。LSDは無臭、無色で、わずかに苦い味がします。
通常LSDは、摂取してから30分から90分で最初の効き目が現れ、多くの場合、瞳孔が開きます。体温は高くなる場合も、低くなる場合もあります。血圧と心拍数も上がる場合と下がる場合があります。また発汗や悪寒が起こることも珍しくありません。
LSDは吸水性のある紙に吸収させて取引されることが多いです。その場合、この紙は切手ほどの大きさの小さな四角い紙片に分けられ、模様やマンガのキャラクターが描かれています。
LSD幻覚体験
ここでこれまでに僕が聞いたことのある幻覚体験をご紹介しましょう。
波から色が
浜辺でのんびりとLSDのトリップをしていた。目の前は一面の海だった。波音が心地よく耳に絡みつく感覚が気持ちよかった。すると波の「ザバー」という音にエコーがかかったようになり、波が引いても耳の中で何度も反響し始めた。しばらく目を閉じてその音に意識を集中させていた。ふと目を開けると、波から紫や黄色、緑といった色んな色が出てきて驚いた。
やがて自分が見たい色を願うと、その色が波から放たれるようになったんだ。自然と一体になった感覚だけでなく世の中、宇宙と一つになる感覚を感じた。
墓地に行けない
LSDをやった後、大型トレーラーに正面から突っ込んで死ぬという幻覚を見た。キーッというブレーキの音がして、それから真っ暗で不吉な静寂に包まれた。ものすごい恐怖感。本当に死んだと思った…それから1年、怖くて墓地には行けなかった。そこに自分の墓があったらどうしようと思って。
靴紐が動く?
靴紐を結ぼうとかがんだら、靴紐がまるで生きた蛇みたいな動きで掴まれないように逃げ回ってるんで困ってしまった。結局靴紐は結ばずにおいた。その後LSDの効果が切れた頃、布団に入って眠ろうとした時にその幻覚を思い出した。するとその蛇みたいな靴紐が今に玄関から自分の方へ伸びてきているような気がして、全く落ち着くことができずに眠れなかった。
LSDを取ってはいけない
このブログで何度もお伝えしている通り、LSDは危険な要素をたくさん含んでいます。悟りやひらめきを得られると一部のユーザーはLSDを支持していますが、その時バッドトリップのことはあまり語られません。
LSDの体験は心と体に大きな歪みをもたらします。精神的な世界に没入してしまい、現実的な感覚から遠ざかってしまう人は多いです。LSDの依存はそのような歪みから始まっていきます。絶対に取らないでください。
ナルコノンでは、薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。
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