こんにちは、ナルコノン卒業生のアンソニーです。薬物中毒、または薬物中毒者本人のことをヤク中と呼んだりします。ヤク中と言う時、そこには少し侮蔑的な意味合も含まれているような気がします。あまり良い表現ではないことを認めつつ、ここでの”ヤク中”という表現は単に薬物依存者という意味で使うことにします。ヤク中の顔に特徴はあるのか。今日はそんなお話です。
ヤク中とは
ヤク中とは、薬物中毒、あるいは薬物中毒者のことを指します。そこで言う薬物とは、薬(処方薬、市販薬、違法薬物)のことです。違法薬物の定義は場所によって異なりますが、日本では覚醒剤、ヘロイン、コカイン、MDMA、LSD、そして大麻までを含みます。では中毒とは何か。
中毒とは、文字どおり『毒に中る(あたる)』と書きます。つまり、体外からなんらかの毒性を有する物質が、とり込まれることにより、からだが保有する解毒能や代謝能などによって、対応できる範囲を超えたときに生じる、生体が異常を呈した状態です。
辞書的にはこのような説明がなされていますが、実際はやや違った使い方をするように思います。確かに体の許容範囲を超えて薬物が作用し、生体に異常が起こることがあります。薬物中毒による死亡は最悪のケースの一つです。
しかし私たちが一般的に会話なりでヤク中と言う時、それは薬物の依存者、どうしようもなく薬物に取り憑かれているような人のこと指しているように思います。ヤクに取り憑かれている人、そんなイメージがあるのではないでしょうか。
ヤク中はどんな顔?
さてそんなヤク中、薬物中毒者はどんな顔をしているでしょうか。そこに共通する特徴はあるのでしょうか。
生気のない顔
顔に生きる力がない。元来の生きる力が薬物によって消耗されているので無理もありません。薬物使用者の顔から表情が消えていることは多いです。薬物を使った果てにあるのは、最終的には無感覚、無気力です。それが顔にも現れるのだと思います。
瞳孔が拡大した目
頻繁な薬物の摂取が脳にダメージを残すというのは現代の通説です。脳がやられると、神経にも悪影響が生じます。したがって体のあらゆる器官に不調が起き始める。瞳孔の変化は他人から見ても分かりやすいと思います。ひどいときは、真っ黒のビー玉をそのまま目の中に入れたような不自然な目になります。
歯がボロボロ
これは使用している薬物によりますが、相当深刻な薬物中毒者にありがちなことです。数十回の使用ではボロボロにはならなくとも、何百回数千回となると歯にも影響が出るということでしょう。
肌荒れ
薬物に限らずの話ですよね。食べ物によってもまた睡眠によっても、つまり基本的な生活習慣によって肌は影響を受けますから。肌荒れしているからといってヤク中と決めつけるのは早計です。が、ヤク中は肌荒れしていることは多いと思います。
中毒は病気じゃない?
さてヤク中、薬物依存は病気でしょうか。病気だとして治療するのが現代医療の考え方です。病気には、然るべき処置が必要で、その然るべき処置に他の薬物が使われたりする。
ただナルコノンでの考え方は違います。薬物依存は病気ではなく、単に問題として扱います。山あり谷ありの人生の中で、問題はもはや付き物だといってもいいです。薬物依存は人生に訪れる問題の一つです。その問題から逃れるのではなく、向き合いましょう。ここナルコノンでは問題への対処の仕方を学ぶことができますよ。
薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。
参照ページ:https://medical.jiji.com/medical/026-1001-99#
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