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薬物は本当の問題じゃない説


こんにちは、スタッフのアユです。

薬物を使うと、物事はどんどん複雑になります。隠し事、嘘、恐れ、勘繰り、社会的制裁、人間関係の破壊…薬物問題とは、薬物という単なる物質だけの問題ではありません。

今日は、自身も薬物使用経験者であり、現在は薬物依存者をリハビリに導く専門家(介入者と呼びます)になった方が書いた、海外の記事を日本語版でご紹介します。

元のブログ記事(英語)は、こちらからご覧いただけます。

介入については、こちらの記事をお読みください。

本人に薬物リハビリをやる気がない時はどうすればいい?

本当の悪魔が潜む場所

薬物やアルコールが依存者の根本的な問題ならば、回復するのは簡単なことです。単にその人をデトックスして、はい終わり!です。

しかし、そうはいきません。

実際に薬物依存とは、その人の人生のさまざまな側面にまたがる、つらなった低い状態なのです。自己流の治療に頼るほど、ますます悪化していくでしょう。過剰な飲酒や薬物使用は状況を悪化させますから、「やはり薬物こそが問題の原因なのだ」という誤った結論を導き出します。

本当の悪魔は、瓶やパケや針やパイプの中にあるわけではありません(もしそうならば、デトックスできる人は皆、一生薬物やお酒をやめることができるでしょうね)。しかし、私のような経験者に聞いてみてください…そうはなりません。

薬物を使用する人の視点を持つ

私は、すべての家族が薬物依存者の気持ちを理解できたらいいのにと思います。そのような視点から物事を見ることは、薬物で問題を抱える人の人生に、解決策を生み出すのに役立つでしょう。これこそが、私がもの書きをしている理由です。プロの介入者としての私の最も強力なツールとは、薬物依存者の視点から物事を見る能力です。

依存症がいかに命にかかわるか、いかに刑務所行きになるかといった統計を引用して、薬物依存者を脅して使用や飲酒を止めさせようとは、私はしません。この方法を試したことがあるなら、こうした警告が耳に入らないことをご存知でしょう。

私が介入を進めるときは、これを現実に起こっているゲームと思うことにしているのですが、薬物依存者を敵とは思いません。いわば、薬物依存者は「牢屋にいる人」であって、私が敵とみなすのはその牢屋です。

その人の人生が私の手中にあるという事実が、彼を身動きできなくさせているメカニズムに挑戦し、出し抜いてやろうという私のモチベーションに火をつけます。

ポーカーのゲームで勝つにはどうしたらいいのでしょう?その手を打つタイミングを知ることです。介入で勝つにはどうしたらいいのでしょう?やり方は同じです…一度に数手先まで考え、その報酬から目をそらさないことです。

家族が決断を先延ばしにするのが危険な理由

介入を行うのは恐ろしくて気が引けることですし、効果的な戦術を思いつくのは必ずしも簡単なことではありません。あれが起こるかもとグルグル考えるだけで、布団の中で丸まって寝ていたくもなります。そして薬物依存者が何をするかわからないという不安だけでなく、他の家族が協力してくれるのかどうかという不安もありますよね。

その人が治療に辿りついたとて、治療が始まったらどうなるのでしょう?本人が認めないならお金の無駄?試しもしないなんてただのワガママ?介入したせいで、人生もっとメチャクチャにならない?…このような疑問が家族を悩ませ、麻痺したままにしてしまいます。

介入を先延ばしにする言い訳は簡単に思いつきます。病院の予約、裁判の日程、結婚式、休暇…あらゆるものです。皮肉なことに、同じことが薬物依存者の中にも起こっています。

優れたプログラムに参加してくれたら、彼はまともな人生を取り戻してまた幸せになれるのに。ただ立ち上がって荷物をまとめて、始めてくれたらいいのに。しかし彼は、治療を考える前にしなければならないことをリストに挙げてきます。

薬物依存者その家族の間にあるこのような約束と努力と失敗のサイクルは、何年も続くことがあります。

薬物問題は先延ばしにせず、すぐにご相談を

以上が海外の記事からの翻訳でした。

薬物使用を傍観・黙認する人がいること、良いコミュニケーションが取れないこと、そもそも薬物に手を出す事態に陥るような先立つ問題が解決されていないこと…このような根本の問題が解決されなければ、単に薬物問題は続きます。

薬物問題に直面するのは、怖いことだと感じるかもしれません。しかし、その問題に向き合うと決めて手を打つことだけが、解決の道へと導いてくれるのです。同じことを行い続けて、違う結果を期待できると思いますか?

例えば誰しもが、薬物における有名人の「再逮捕」のニュースを見たことがあるでしょう。この「またか…」を、あなたが自分の絶望としてこれから何年も経験する必要はもうありません。

なぜなら、今は日本にナルコノンがあるからです。

あなたが幸せになることを、諦めないでください。ナルコノンは、心身共に回復させることはもちろんのこと、薬物使用に至った根本の問題を解決するプログラムです。卒業後には薬物と無縁の幸せな人生を送ることを目的としています。

手を打つ勇気を持つ人には、明るい未来が待っています。

あなたがもしお悩みならば、まずはナルコノンにお問い合わせください。スタッフが親身にお話をお伺いします。

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