ナルコノンジャパン

お問い合わせ・資料請求は

0436-26-7603

お電話受付時間 : 24時間受付中

本人に薬物リハビリをやる気がない時はどうすればいい?


こんにちは、スタッフのアユです。薬物を使っている”あの人”に薬物リハビリをしてほしいけど、本人はその気がない…そんな声をよく聞きます。今日は、そんな時に行われる「介入」について、専門家が書いた海外の記事を日本語版でお届けします。

元のブログ記事(英語)はこちらからご覧いただけます。

介入(インターベンション)って何?

介入とは、薬物依存者が吟味されたプログラムに到達するようにするための行動です。「吟味された」と書いたのは、成功する見込みのあるプログラムがなければ、介入はほとんど、あるいはまったく意味をなさないからです。

介入という言葉が使われる時に多くの人が想像することですが、介入とは、必ずしも薬物依存者の家族や恋人と会い、薬物依存者と向き合い、愛情に満ちた最後通告を突きつけ、良い結果が得られるようにと祈りながらスーツケースを用意することではありません。

では、介入とは何でしょう?

薬物依存者が最初から意欲がないならば、それはすべて介入と言えるでしょう。あなたがこの記事を読んでいることが、それを実行するきっかけになるのかもしれません。これは最初の一歩なのかもしれません。

その後に続くことは、その人がナルコノンのようなプログラムに無事到着するか、少なくとも、あなたができることは何でもやったと間違いなく思えることになるなら、それは介入とみなすことができます。

介入には数時間、数日、時には数週間かかることもあります(数週間は通常とは言えず、できれば避けたいところです)。重要なのは、その人が十分な意志を持ってプログラムに到着し、開始できるかどうかだけです。それこそが、うまくいった介入の特徴です。

介入に失敗すると感じる理由

介入が「失敗」する最も一般的な理由は、家族がすぐに諦めてしまうからであり、薬物依存者が手に負えないからではありません(本人はそう思い込んでいるかもしれませんが)。家族は、薬物依存者がすぐに治療に入らなければ、介入は失敗したと考えがちです。多くの場合、これは正しくありません。

しっかりとした介入を行うには、家族が辛抱強く努力することが必要です。ご家族のすることがわかっているだけでなく、それに対する薬物依存者の反応が予期できていれば、辛抱強くいることは容易になるでしょう。

例えば、家族が薬物依存者に助けを受け取るよう求める場合、薬物依存者は「母親だって酒を飲んでいる」とか、「弟だって“医療用”に大麻を使っている」などということを、引き合いに出してくるかもしれません。

このような予測可能な反応が起こった時、家族は返す言葉を用意していないことが多く、口ごもり、混乱に陥ってしまいます。この状況に対処するのは不可能であるかのように感じてしまいます。

介入を成功させるためにすべきこと

やっておくべきこととは、事前に計画を立て、起こりうる反論に対する返事を台本にまとめ、リハーサルをしておくことです。計画を立て、台本を書き、リハーサルをする時間を取ることで、あなたは決して後悔しないで済むことでしょう。

そして、あなたが薬物依存者と関わる前に、もう一度これをやってください。

***************************

以上が記事の翻訳でした。

介入を行うことは、勇気が必要なことかもしれません。しかし、事前に準備をし、ご家族が勇気を持って辛抱強くいることで、依存の克服への扉は大きく開かれます。
そして、晴れてリハビリ・プログラムに辿り着いたら、あとは専門家と連携していくことによって、ご本人は安定した向上を得ていくことでしょう。

ナルコノンには、専門家による24時間体制のケアがあります。あなたや、あなたの身近な人が薬物やアルコールの問題を抱えているなら、今すぐにお電話ください。
まずは、スタッフが親身にお話をお聞きいたします。

薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ

薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。