「マンチー」は大麻喫煙者にとって非常に馴染み深い言葉です。「マンチー」になるために大麻を吸うことだってあるぐらいです。ちなみに「ブリブリ」という大麻の用語は、大麻でハイになった状態を指す言葉でしたね。
薬物には様々な俗語がありますが、「マンチー」という言葉は大麻に限って使われます。果てしてどんな意味なのでしょうか。今日は大麻の「マンチー」について解説しながら、マンチーで食べると美味しいものについてお話しします。
今「マンチー」です
「オレ、今マンチーだわ」「完全にマンチー入ったわ」。大麻喫煙者の会話をこっそり聞いてみたとしたら、こんな会話が聞こえてくることでしょう。そう、どうやら大麻を吸うと、マンチーというものになる?入る?らしいと。それは一体ぜんたいどういうことなんだという話ですよ。
「マンチー」(英語:munchies)というのは、大麻を吸った時にくる空腹感や食欲が増進した状態のことを指します。なぜだか大麻を吸うと、狂ったようにご飯を食べることができてしまいます。それも例えるなら、ご飯をお茶碗二、三杯とかじゃなく、五、六杯の世界です。
大麻喫煙者の楽しみは、大麻を吸ってご飯を食べることだったりします。大麻と飯はワンセット。みたいなところもあって、常習者になるほど「吸ってから食べる」「食べる前に吸う」のような習慣になっていたりします。
大麻を吸ってから食事をすると、たしかに食事がより美味しくなったような気になります。美味しいものはそのまま食べても美味しいのですが、なぜだか、大麻のおかげでより美味しくなってるような気がするんですよね。不思議です。
マンチーって良いことだらけ?
そんなマンチーですが、何かとても良いことのように思えますよね。ご飯が美味しく感じられたり、沢山食べられるようになるんですから、大麻ってなんか夢のような良いものにも思えます。NoNoNoNoNoNO!そんな発想してたらいけませんよ。危険性はしっかりとあります。
はいまず、そのマンチーで食ベている食事。ジャンクフードや高カロリーのご飯じゃありませんか?そのようなものを、短時間で一気に強引に腹に流し込むのは本当にいいことなんでしょうか?マンチーの間って基本的に好きなものしか食べません。栄養バランスに欠けがちなんです!
マンチーで食べすぎるなんて経験はざらにありますよね。翌日は胃がもたれたり、体がやけに重かったりします。
ただ、人によっては大麻を吸うと食欲がなくなる逆パターンもあります。あと、あまりにもハイになってしまえば食べることなんてできませんからね。食事が疎かになり、栄養不足になり、体が弱っていくこともあります。
大麻をやめると本当に美味しいもの
大麻を吸って食欲が上がったように感じたり、ご飯が美味しく感じられるのは、本来の感覚を麻痺させているからに過ぎません。自分の感覚で美味しいと思っているというよりは、大麻の効果で「おいしさ」を感じているようなものです。それって、もったいないような気がします。
大麻を吸わずに食べるシラフのご飯が一番美味しいです。ご飯を味わうには、しっかり五感を使って食事を楽しむには、余計なものは一切いらないはずです。だってテレビを見ながら、またはケータイを見ながら(たまに私もやってしまいますが)ご飯を食べたって、美味くない。それと同じで、何かをしながらとか大麻でキマりながら食事するなんて、本当の味がわからなくてもったいない!
薬物をやめた人がよくいうのは、「ご飯が美味しい」ってこと。シラフになって、改めてご飯を食べてみるとあら不思議。こんなに美味しいの?って感動しちゃうことがよくあるわけです。
大麻をやめて、クリーンになって美味しいものを沢山食べましょう!
ここ薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンは、覚醒剤のみならず様々な違法薬物を対象としたリハビリプログラムを提供し、確実な成果を上げています。私自身も過去に様々な違法薬物を摂取してきましたが、ナルコノンを卒業して以来クリーンな生活を今日まで歩んでおります。
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