こんにちは、薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンスタッフのアンソニーです。最近ケタミンという薬物が流行っているのをご存知ですか?日本ではあまり聞き馴染みがなく、私自身ケタミンという薬物については最近まで全く知りませんでした。ですが意外と薬物使用者の間では使われているみたいなんです。実際にケタミンを使用していたという人の話を元に、いろいろケタミンについてのリアルな話をご紹介します。それではいってみましょう!
ケタミンとは何ですか
ケタミンとは、麻酔薬の一つ。大量摂取すると幻覚や妄想、離脱感を引き起こす。日本では麻薬に指定。[俗称は「スペシャル K」など]三省堂 スーパー大辞林より
覚醒剤のような見た目をしており、結晶型の薬物です。違法薬物として使用する場合は結晶を細かく砕き、鼻から吸引する摂取方法が最も一般的です。スプーンやストロー、鍵や長く伸びた爪の先などで粉末のケタミンをすくい、鼻にいれて吸います。
ケタミンは鎮静・全身麻酔薬として獣医医療の現場で広く利用されている薬剤でもあります。「象の麻酔薬」なんて異名までついています(本当にそうなのかは分かりませんが)。また薬理作用として、麻酔・鎮痛作用のほか、血圧降下、頻脈、呼吸抑制などの作用があります。
またケタミンの呼び名は様々で、K、ケタ、象、ゾウさんというものがあります。通常取引の際やケタミンについて話す時は、ケタミンと呼ばずそのように隠語で呼びます。インターネットで取引される際は、象の絵文字「🐘」が使われることもあります。もちろん、この象という隠語は、ケタミンが象の麻酔薬として使用されているという背景に由来して名付けられたのだと考えられます。
ケタミンの効果は?
さて、ケタミンを摂取するとどうなってしまうのでしょうか。使用者の話によれば、体が異常なほどに軽くなってしまうんだとか。とにかく体が軽くなるので、動きたくなるそうです。頭の中は空っぽになり、とにかく何も考えない頭になるそう。簡単にいうとおバカになった感じになるそうです。あと眠くなるとも。摂取してから5-10分ほどで効果が現れ始め、1時間ほどしたら切れてくるようです。
またある使用者の話によれば、ケタミンは他の薬物と違い、副作用が少ないと話していました。キマっている間も食事は取れるし、眠ることもできる。薬物の切れ目もキツくない。
そして、ケタミン使用者と話していると、よく耳にする言葉があります。それは、Kホールというもの。
「Kホールで動けなくなった。」「あの瞬間にKホールに入っていて、、、」というように、ケタミン使用者はよくこの言葉を使います。では、一体Kホールって何なのでしょうか。
ケタミンのKホールって何?
Kホールとは、ケタミンを過剰に摂取した時に起きる、床に沈むような感覚のことを指します。Kホールの状態では、床に吸い込まれるような感覚になり、人によっては立っていられない程なんだそうです。この話を聞いて、まさに映画トレインスポッティングのワンシーンを思い出しました。ヘロイン中毒の主人公が、ヘロインを摂取した後に床に沈んでいくあの様子。あれがまさにKホールに近い感覚なのでしょうか。
またKホールの状態では、目がぐるぐると回ることがあります。人によってはその不快感に耐えられず、嘔吐する人もいるんだとか。LSDのように視界が歪んでしまうこともあります。
そこまでして薬物をとる理由って何なのでしょうか?自分自身を危険にさらしてまで、薬物を取らなければならない理由って何でしょう。ここリハビリ施設ナルコノンでは、薬物をやめることができるだけでなく、薬物の正しい知識をつけることができます。正しい知識を身につければ、薬物に再び手を出すことはなくなるでしょう。
ナルコノンは、長年不可能と思われてきた、薬物依存からの克服を可能にしています。問題を抱えている方、助けたい人がいらっしゃる方は、今すぐにナルコノンにご連絡ください。
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