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タイで大麻が再規制される?


こんにちは、薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンのアンソニーです。少し前にタイで大麻が非犯罪化されて大きな話題を呼びましたが、今後再び犯罪化される模様です。なぜ、一度は解禁された大麻がまた規制されてしまうのでしょうか?そこにはタイ社会の変化がありました…

タイの大麻産業

タイのチョンラナン保健相はロイター通信とのインタビューで、娯楽目的の大麻使用を年末までに禁止する方針を示しました。なお医療目的の使用は引き続き認められます。タイは東南アジアで初めて大麻を合法化した国であり、2018年に医療と研究目的の使用に限定して解禁され、22年には大麻の使用が非犯罪化されました。

大麻解禁後、大麻の販売店や大麻を扱うスパやレストランなどが急増しており、大麻産業は来年までに12億ドル(約1,800億円)に拡大すると見込まれています。ところで約1,800億円って想像もつかない大金ですが、どれぐらいすごいかというとですね。

1万円札を100枚重ねると100万円になり、高さは1センチになるんですよ。100万円の束を10束積み上げると1,000万円になり、高さは10センチ。1,000万円の束を10束積み上げると1億円になり、高さは1メートル。1億円で高さ1メートルですから、1,800億円は高さ1,800メートルになるんです。1,800メートルはつまり1.8キロメートルですから、もうどれぐらいすごいお金なのか分かりますよね。ざっくり言うと、東京スカイツリー(634m)三つ分ぐらいに相当するお金ってことです。それほどのお金を生み出すのが、今のタイの大麻産業なんです。

タイの将来 大麻再規制

これだけお金を儲けられる大麻ですから、大麻の解禁は経済的にみると良いことのように思えるかもしれません。しかし本当にそうでしょうか?大麻は労働意欲を下げ、人々を無気力にします。そのような大麻中毒者が増えることは、本当に素晴らしいことでしょうか?

チョンラナン氏は「規制がなければ大麻は乱用される」と懸念を示し、特に娯楽目的の大麻使用に言及しました。また「大麻の誤った使用はタイの子どもに悪影響を与える」と指摘しており、大麻の拡大に強い危機感を持っていることがわかります。

タイでは大麻が解禁されてから数年で大麻の中毒者になる人が急増したみたいです。薬物依存症のリハビリプログラムが提供しているタイの寺院では、大麻の非犯罪化以降、若者を中心に大麻依存の患者が増えたと報告しています。

若者がダメになったら国は衰退します。若者は未来そのものです。そんな若者が大麻を吸うことばかり考えるようになってしまったら…
大麻が広がっても、本当は誰も得をしません。しかし、目先の私利私欲のために大麻で得をする人がいるのです。

タイは大麻を解禁してみて、大麻がもたらした悪影響を目の当たりにしました。だからこそ、大麻再規制へ動き始めたのです。本当に良いものであれば、規制する必要はないでしょう。

大麻は人生に必要ない

大麻喫煙者の多くが、大麻は人生に必要なものと思っていますが、そんなことはありません。大麻を吸った経験も、全く生きる上で必要ないです。無理して大麻を好きになる必要も、嫌いになる必要もありません。ただ、大麻のことを無視しておいてください。

薬物に特化したリハビリを行うことで、ご本人の心身のみならず、人間関係、そして人生そのものを改善している人々が実際に生まれています。薬物を手放せなくなっている方を知っている、もしくはご自身がそうだという方、ナルコノンにご相談ください。あなたの勇気ある一声が、1本の電話が、1つの命を救います。新しい人生を手にするチャンスはここにあります。今すぐにナルコノンにお電話ください。まずはスタッフが、親身にお話をお聞きします。

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