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【代表ブログ】アルコール依存症と栄養②[脱水]


アルコールによって体内から最も失われるものは何でしょうか?色々なものがありますが、量として最も失われるのは水分です。水分がたくさん失われれば、脱水を起こします。脱水は命に関わります。

アルコールによる脱水

アルコール飲料の入れ物やパッケージに、アルコール度数が書いてあるのは皆さんもご存じのことと思います。ということは、水は何パーセント含まれているのでしょうか?

ビール  約95%
ワイン  約85%
焼酎   約75%
ウイスキー約60%

ざっくりいうと、これだけの量が水分です。
ということは、ビールだったら500ml缶1本で、約475mlも水分を摂取していますよね。なのになぜ、脱水を起こしてしまうのでしょうか?

それは、アルコールに利尿(りにょう=尿が増加する状態)作用があるからです。
1リットルのビールを飲むと、体内から失われる水分の量は1.1リットルとも言われています。飲んだ量以上に出ていくのです。
つまり、お酒は飲めば飲むほど、体内から水分を失っていき、脱水を起こしやすくするということです。

アルコールによる脱水の対応

脱水への対処方法の基本は単純。失われたものと同じ成分を補給することです。
これは点滴で実際に用いられる考え方です。
ちなみに、暑さや水分不足による脱水に使われる点滴と、下痢等に使われる点滴は違います。
(参照URL:大塚製薬工場HP – 水電解質輸液より)

大量の飲酒によって大量の尿が出されることで、水分と同時に、体内からはミネラルもどんどん失われていきます。
しかし、またお酒を飲むことによって、アルコールと水分が体内に入っていきます。するとどうでしょう?また水分とミネラルが失われ…これが繰り返されます。

ですから、アルコールで脱水を起こした時は、水だけを飲ませても、脱水症状は改善しません。失われたものを補給する必要があるので、ミネラルの補給が必要となります。

アルコールによる酩酊状態、ミネラル不足や脱水を起こしている状態のままでは、解決に向けた話し合いも出来ません。
脱水症状のある時は、意識の状態は低下してしまいます。
まずは、身体の状態を整えましょう。
そして、アルコール依存の克服に向けて、ご相談したいという方は、今すぐナルコノンにご連絡ください。