ナルコノン卒業生スタッフ卒業後半年インタビュー！

ナルコノンを卒業してスタッフになった男の子がいます。卒業して半年、彼の目の前に広がる世界は完全に変わりました。今の心境を語ってくれたので、今日は彼の新しい世界を、私たちも覗かせてもらいましょう！

俺は、ナルコノンを卒業して半年以上が経ちました。卒業した後ナルコノンのスタッフになったんやけど、最初は両親に対する信用を回復させたくてそうしました。覚せい剤を本当にやらないで、しっかり社会復帰できてるよと見てもらいたかったから。

もちろんスタッフになるんやから、それなりに良い手本になろうとは思っとったけど、今みたいにこんな懸命にやろうとは思ってへんかったな。でも今は、過去の俺と同じ状況を抱える生徒たちと接しているうちに、いろんなことが変わっていった。

これというきっかけが思い当たらへんのやけど、やっぱりナルコノンに入所する前の生徒に携わった経験は大きかったと思う。俺もここに来る前は、スタッフに家まで会いに来てもらった身やったんで（笑）。

それが今や、薬物やってる子やそのご家族と話す立場に自分がなってみると、気持ちがめっちゃわかるねん。ほんまにナルコノンに入った方がいいと心から思うし、ああ、こういう子らのためにナルコノンは必要なんやってすごい実感する。

何よりもスタッフをやってると、今までの俺じゃありえへんような平和な会話をずっとしてるんですよ（笑）。最初は他愛もない会話にも違和感あって、ぎこちなさすら感じてました。それがだんだん、この平和な会話の中にいることが、楽と感じられるようになってきた。

今まで俺の目の前にあった世界は、目の前で薬物やってヨレてる人がいたり、人をどついたり、世間の言う「普通」からはかけ離れとった。薬物買いに行こうや。次どこで悪いことする？いつカジノ行く？とか、普通の会話じゃないねん（ラリってるから何言ってるかもわからんし…）。

でも今はそれがなく、シラフで何にも怯えることがなく、ただただ平和で、俺は目の前の光景に胸を張れる。これは今までの俺にはありえなかったことやから。それを実感した時に、俺ってほんまに変わったんやなと思えた。

スタッフのみんなに対する貢献の気持ちと、今プログラムをやっている生徒たちのためにも、みんなを良い方向に変えたいと心から思ってます。

プログラム中はもちろん、生徒が問題を抱えることはある。俺も生徒だったときすごいゴネてたから、気持ちはわかる（笑）。これは自分の悪かった経験をプラスに持っていける大きな要素で、だからこそ思いやりを持ってその生徒に接することができる。

生徒に俺の気持ちが伝わって前向きになってもらえるときは、本当に良かったなと思います。

何よりナルコノンに対する考え方がめっちゃ変わったね！俺だって別にナルコノンを楽しみに来たわけではなかった。まあ良くなったとしても一部だけやろとか、ナルコノンでやることって本当にシンプルなことやから、こんなんやっても変わらんやろと思ってた。

でも今スタッフの立場で生徒を見てると、俺もプログラムをやっていた時、実は少しずつ変わっていたんだと気づかされる。やってる時自分では気づけへんねん（笑）。あとはスタッフの人柄のおかげ。このスタッフのみんなやったから、俺は今の俺になれたと思う。

生徒のときに学んだことで一番役立っているのは、やっぱりコミュニケーションやね。このように接するとこうなる、ということが明確に学べたのは大きかった。実際スタッフになってから、それを使ってうまくいってますしね。

ちょうど今日、今おる生徒からうれしいこと言われたんですよ。彼とは入る前から携わらせてもらってて、家族から押されてしぶしぶ入所した経緯なんか過去の俺の状況にも似てて。でも今はすごく調子良くやってるんですよね。

今日彼が俺に「ナルコノンに入って良かった」って言ったんですよ。心が震えたね、あれは。あの言葉は、本当に思ってなかったら出ないやん。最初あんなに大変やったのに、そんな子が「入って良かった」と言ってくれたんですよ？

正直な話、彼もここに来る前はね、まだまだ友だちと遊びたかっただろうし、薬物もやりたかっただろうと思う。そんな子からその言葉が出たのは、めちゃくちゃ嬉しかったね。本当に素晴らしいことやわ。

自分がスタッフとして携っている生徒たちみんなに、ほんまにナルコノンに来て良かったと思ってもらいたい。ここを卒業して社会に出たとき、ナルコノンで学んだことを活かして、みんな幸せになってほしい。

俺も人間的にもっと成長して、もっといい大人になれるように頑張りますんで、これからもよろしくお願いします。

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