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なぜ薬物依存にはリハビリが必要なのか?


薬物に関する今年の大きなニュースはなんといっても、全国の警察が摘発した薬物事件の検挙者数において、ついに初めて大麻が覚せい剤を上回ったことでしょう。Z世代の薬物使用は、昭和から平成初期とは事情が違うようです。

昔は覚せい剤 今は大麻

日本で薬物事犯において調査されてきた中で、大麻の検挙者数の統計を取り始めたのは
1958年以降。そこからじわじわと増えてきた人数は、昨年最多の6482人(前年比21・3%増)に上り、初めて覚せい剤(5914人、前年比3・4%減)を上回りました。

警視庁より発表されたデータを基に作成

大麻の検挙者数は14年(1761人)の約3・7倍で、4人に3人が10代か20代。少なからず中学生もおり、この人数も微増しています。資金源として覚せい剤を扱うことが多い暴力団の勢力が減少する一方で、若年層がSNSなどを通じて大麻を気軽に手に入れられる背景が垣間見えます。

警視庁より発表されたデータを基に作成(グラフの緑=20代が中心となっていることがわかる)

言いかえれば、昔の薬物は「よろしくないグループ」の関わりが強かった一方で、最近の薬物事犯は「普通の人」への流入が露呈してきたとも言えます。

情報源:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター

覚せい剤と大麻の間に引かれる一線

ここで私たちは、薬物リハビリ施設という性質状、おかしな事実に気がつくのです。それは、多くの覚せい剤経験者が、「初めて使った薬物は覚せい剤ではない」「大麻を使用した後で、覚せい剤を使用した」と話すことが多いということです。

覚せい剤はある意味「一線を引くべき薬物」として、薬物使用者の中でさえも扱いが少々異なります。

ということは、本来なら、覚せい剤以外の薬物使用者の母数の方が多いはずです。ですからこのグラフたちは、単に検挙された人数を示すだけであって、実際の使用者はもっといるはずだということに気付かなくてはならないでしょう。

そして、依存症の治療を受ける人々の数はより少なく、その中で社会復帰する者の数はさらに少ないのです.

日本に数多く存在する回復施設も、常に少ない職員の数で大人数の利用者を抱えているため、支援を必要とするすべての人を支援できないと考える人もいます。

リハビリが必須である理由

薬物依存に陥ってしまった人が助けを求めたり、完全にクリーンになりたいと願うならば、入所型のリハビリが最も効果的です。また、たった数週間の隔離生活、傷をなめ合う共同生活、強制的な我慢、おまじないや自己暗示で回復するものではないとことを書き添えておきましょう。

もちろん、個人の直面と努力は必須です。しかしながら、そこには専門的な知識と、効果のある解毒が伴うことで、長期的な成功と信頼の回復、何より個人の自信を取り戻す未来があります。

ナルコノンのデトックス・プログラムは、薬物やアルコール依存に苦しむ人にとって必須のステップです。自力で薬物やアルコール摂取をやめられたとしても(もちろんそれは本当に素晴らしい努力ですが)、我慢による苦痛やフラッシュバックに悩まされることは、自力で消し去ることができません。

薬物依存、アルコール依存という怪物を克服するために、解毒は必須のステップです。

薬物依存に陥ってしまった人がリハビリを受ける必要がある理由の最も簡単な答えは「リハビリは、薬物依存で苦しむ人が自力で依存の泥沼を克服するのに役立つ、唯一の重要な取り組みだから」です。

薬物依存は自然に消えるものではありませんから、どうか助けを求めてください。ナルコノンジャパンのスタッフが、親身にお話をお伺いします。

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