大切な人が薬物を使っている事実がわかった後も、「様子を見てみよう」「今は落ち着いているし」「自力でなんとかなると思う」…そのように、助けの手を差し伸べることを先延ばしにしてしまうことがあります。
これは私、スタッフのアユが個人的経験から観測したことですが、ご家族が「もしかして薬物を使っている…？」と感づき始める時、実際のご本人の薬物使用は、すでに長期にわたるものになっていることが多いものです。
今、日本にはナルコノン・プログラムという解決策があります。手だて無くしては動きようもありませんが、薬物依存に終止符を打つチャンスがあるのなら、助けの手を差し伸べるベスト・タイミングはいつでも、気づいたまさにその時です。
今日は、薬物依存の方に今すぐ手を差し伸べるべきと判断するための10のサインについて、海外の記事を日本語でご紹介します。
元のブログ（英語版）はこちら(Ten Signs It’s Time to Get Addiction Help Right Away)からお読みいただけます。
薬物依存問題 いつ解決するのがベスト？
大人になったら、何らかの薬物依存になり、リハビリ施設に行こう…そんな計画をしている人はいません。薬物依存は誰にでも起こりうることになってしまいました。薬物依存という状態を取り巻く社会的な汚名にもかかわらず、自然に治ることを期待して、見て見ぬふりをしたり、忘れようとする人たちがいますが、それはすべきことではありません。
薬物依存で苦しむほとんどの人は、薬物を使ってしまう根本的な原因に対処するための、質の高いリハビリ・プログラムに参加することで大きな利益を得ることができます。これは簡単なことではないかもしれませんが、回復への道を歩むにあたっては最初のステップとなることが多いのです。
いつリハビリを受けるのが適切かを判断するのは難しいことです。治療費、入所期間、家を離れることなどがネックになり、リハビリを断念する人もいます。これらはもちろんすべて妥当な心配事ではありますが、薬物依存から抜け出すための助けを得ずにいるための理由としては、十分ではないでしょう。
あなたご本人、またはあなたの大切な人が、薬物依存に対する治療が必要かどうかわからないとお考えなら、できるだけ早く専門家の助けを借りるべきタイミングとは何かを示す一般的な兆候を、今日は10に分けて紹介します。
1. 薬物の過剰摂取を経験したことがある
薬物の過剰摂取を経験したことがある人は、薬物やアルコールの使用に対する治療を受けることを検討してください。アメリカでは、薬物の過剰摂取で毎日多くの人が亡くなっています。
米国疾病対策予防センター（CDC）によると、アメリカでは毎日平均38人がオピオイドの過剰摂取で亡くなっています。過剰摂取の経験がある人は、治療を受ける意欲が高まることが多いので、そのような場合は、すぐに治療施設に入所させるのがベストです。
2. 法的な問題を抱えている
法的な問題は、薬物依存においてよく起こる副次的な問題です。薬物依存の状態が長引けば長引くほど、法的な問題が発生する可能性は高くなります。複数の違法薬物の使用、窃盗罪、飲酒運転などをし始めたなら、それは彼らが助けを必要とする深刻な状態にあることを示しています。
これがリハビリに行くための唯一の理由であってはなりませんが、長期的な依存克服のためのプログラムに参加することで、その人の裁判にプラスの影響を与えることもあります。薬物関連の法的な告発に直面した時は、専門家に助けを求めているという事実が、裁判制度によって更生への積極的な行為と見なされます。
3. 薬物依存を続ける、人生の優先事項になっている
人生の主な目的が薬物を使い続けることになってしまったら、それはリハビリに行くべき時です。残念ながら、これは薬物依存に陥っている人によくあることです。人生の中で重要であるべき事柄が優先されていないのなら、これは大きな赤信号です。
家族や他の責任ある事柄よりも、薬物の使用を優先するようになるのは悲しいことですが、これはあまりにもよく起こります。もし、あなたご自身や、あなたの大切な人がそうであるなら、すぐに助けを求めるべき時です。
4. 自力でやめられない
何の助けもなく、自力で薬物やアルコールを断つことのできる人もいます。しかしほとんどの人は、何らかの形で薬物依存の治療を受ければ、その恩恵を受けることができます。
薬物依存克服のために専門的な治療を受けるということは、その人がに根性がないとか、意志が弱いということではなく、人生を好転させることに真剣であるということです。
もちろんリハビリに楽しいイメージはないかもしれませんが、多くの人にとって、人生を軌道に乗せるために必要な転機となる可能性があります。
5. 耐性が高くなっている
薬物依存のよくある症状の中に、薬物やアルコールに対する耐性が高まることが挙げられます。薬物から以前と同じ効果を得たいがために、より多くの薬物を使用する必要がある場合、その人は過剰摂取の危険にさらされています。
違法なストリート・ドラッグを使えば、危険な行動は増えるでしょう。街で売られている薬物の効能を確かめることはできないので、知らず知らずのうちに過剰摂取してしまうことがあります。過剰摂取のリスクを回避する最善の方法は、すぐに使用を止めることです。
6. 依存による悪影響があるのに使い続ける
薬物やアルコールへの依存における明らかな徴候は、薬物によって悲惨な結果がもたらされているにも関わらず、使用を続けていることです。すべて失えば薬物もやめてくれるだろうとほとんどの人が思ってしまうため、薬物依存者に関わっている人たちも、起こりうる負のスパイラルを甘く見ることがあります。
しかし、依存者自身からするとコトはそんなに簡単ではありません。このレベルの依存に達すると、ほとんどの場合、薬物をやめ、生活を立て直すためにはリハビリ・プログラムが必要になるでしょう。
7. 本人に問題意識がある
多くの場合、薬物依存の人は、自分に問題があることに気づかないか、認めようとしないかのどちらかです。認めない場合は、通常は介入（専門家による説得）が必要です。
本人が問題を抱えていることに他の人が気づき始めたなら、その人は改善するために何らかの形で専門家の助けを必要とする可能性が高いでしょう。 自分にが薬物の問題があると認めたい人などいません。しかし、認めるのが早ければ早いほど、良くなるのも早いのです。
8. 以前興味のあったことに興味を失っている
薬物依存の人に起こる悲しいことのひとつは、かつて重要だったものへの興味を失ってしまうことです。お酒を飲んだり、ハイになったりすることだけが楽しいと思うようになれば、深刻な問題が待ち受けています。
あまりにも多くの夢が薬物依存によって失われます。しかし、回復することによって、再びその夢を追いかけることは可能になります。
9. 人間関係がぎくしゃくしている
薬物依存の状態になると、通常ならしないような振る舞いをするようになるため、人間関係に悪影響を及ぼします。
多くの場合薬物依存者は、自分の薬物の程度について、大切な人たちに嘘をつきます。それは問題を最小限にしようとするためですが、嘘をつけばつくほどダメージは大きくなってしまいます。
しかし、だからといって、彼らが回復できないわけではありません。向上していくための人生を歩むと決め、時間をかけて修復することは可能です。
10. 心の中でそう感じている
薬物依存の方の多くは、まだ誰に対してもこの問題を認める準備ができていないとしても、心の底では問題を抱えていることを知っているはずです。
もし、あなたやあなたの知り合いが、心の底で問題があり、助けを求めるべき時だと感じているなら、その声に耳を傾け、手遅れになる前に、できるだけ早く助けを求めてください。
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以上が、海外の記事のご紹介でした。もちろん、このような問題に解決をもたらすのは、他でもないナルコノン・プログラムです！
そう、薬物問題は解決できます！
ご本人もご家族も、苦しんだ結果、どうしたら良いかわからずにさまようことがあるでしょう。どこへ相談しても「一生付き合っていく病気だから」「治らないから」と言われ続け、絶望してしまっているのかもしれません。
しかし、この問題はナルコノンで解決できるようになりました！
安全に薬物をやめ、効果のあるリハビリを受けたいと願うすべての方のために、ナルコノン・プログラムは生まれました。薬物やアルコールの問題でお困りの方は、すぐにナルコノンにお電話ください。スタッフが親身にお話をお聞きします。
薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ
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