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薬物依存者の家族が犯してしまう誤り【ナルコノン卒業生の体験談】


今はキラキラ輝くナルコノン卒業生も、プログラムを始める前は大変な状況に置かれていましたし、そのご家族も、解決策がないことに絶望していました。

薬物依存の問題に、自ら関わりたいと思う人は誰もいないことでしょう。薬物依存の問題に、このように挑みましょうという教育をしてくれる人も、めったにいません。

ですから、薬物依存者のご家族が、その対処においてうまくいかないことがあっても、それは当然のことと言えます。今日は、海外のナルコノン卒業生自らが、赤裸々にその真実を語った体験談を、日本語でご紹介します。

元のブログ(英語版)はこちら(The Mistakes of the Families of an Addict)からお読みいただけます。

薬物依存者に対する振る舞いの違い

私が薬物依存だった時、私にとっての大切な人は、ママとパパと彼氏でした。3人とも私には違う接し方をしていました。この3人の私への接し方は、薬物依存者の家族がよくやる共通の振る舞いだったと思います。

3人がそれぞれどのように対処したか…薬物依存者の周りにいる人たちは、日々助けとなりたいと思いながら、なぜそれが望むような効果が得られなかったのか、詳しくお伝えします。

ママは私を避けようとし、パパは私が依存であることを認めようとしませんでした。そして彼氏は怒っていました。彼らのしたこれらのどれをとっても、効果はなかったのです。

避けること・認めないこと

ある夜私は自分の部屋にいて、ずっと一晩中コカインをやっていました。朝5時に、パパが私に「いったい何をしているんだ?」と聞いてきたんです。私が「コカインやってたの」と言うと、パパはすぐに扉をバタンと閉めて立ち去り、寝室に行ってしまいました。

仕事からの帰り道、私はちょっと立ち寄ってコカインを手に入れました。パパは「なんでこんなに時間がかかったんだ?」と聞いていて、私は「渋滞にはまってたの」と言いました。その日は嫌なことがあったので、何も食べずに部屋に行って引きこもっていようと思っていました。パパは、私が何か食べるなら部屋から出てきてくれるだろうと、私の好物を料理してくれましたが、私は部屋から出ませんでした。

パパは何かあるなと気づいてたのに、私には一切聞きませんでした。パパは絶対に私が薬物をやっていたことに気付いていたんです。でも、それがどれだけ悪いことか知らなかったし、それを認めていなかったのですから、向き合わなくても当然です。

ママは、いろんな理由があって完全に私を避けていました。大きくなってからは、私は常にママに敵意を向けていました。叫び、怒鳴り、ママをコントロールしていました。ママが嫌いだったし、お酒が入っているか薬物を使っている時は、それはさらにひどくなりました。

ママは私の部屋に来ることも、話しかけることもなくなり、私に近寄らなくなりました。私がアルコール依存で薬物依存だなんて、受け入れられなかったのです。だって、それを認めたら、ママにリアルなものは、他の人達にもリアルになってしまうから。

ママは家族に何が起こっているのか伝えるのを拒み、私のことを話題にするのを完全に避けたので、私は家族から何か聞かれることはありませんでした。

怒り

私の彼は、私がお酒を飲むと怒っていました。私がリハビリに行くことになるまで、コカイン依存だったことは知りませんでしたが、お酒の悪習については長いこと知っていました。彼は、薬物依存になったことがなかったので、何がその兆候なのかもわかりませんでした。私はめちゃくちゃに酔っぱらった状態で、彼の家に車で行きました。

家に着いたら私たちは言い合いになって、私が飲んだことが明らかなのに、もちろん私はそれを否定するものだから、彼はもっと怒りました。私はろれつが回っていない状態で、家に帰ろうと千鳥足で玄関のドアに歩いていきました。彼は最終的に、私が運転しないようにと、私を地面に押さえつけました。

彼は私に向かって叫び、私は鍵を投げつけてドアを飛びました。「お前は何がしたいんだ」と彼が聞くたびに、私は「酔っぱらいたいの」と答えていたので、この答えがいつも口論を引き起こしました。私が飲んでいる時は、彼は私にそばにいてほしくなく、私がアルコール依存であることを大目に見てくれることはありませんでした。私は彼に会いに行くのをやめました。

私は、お酒を飲むことで頭がいっぱいでした。私はとんでもなく自分勝手で、自分を気にかけてくれる周りの人たちに対して、この状態がどれだけ影響を与えているかなんて気にも留めていませんでした。周りの人たちはというと、私の酒の問題を認めず、腹を立てていました。

私はやっと、こんな生き方はもう無理だと悟りました。周りから孤立し、相談相手もわかりません。彼氏は私を見限り、パパはついに問題に踏み込み、ママは娘が依存に苦しんでいるという事実に向き合い始めました。

そこで、私が自力で助けを求められるようにと、町のデトックス施設に6日間通わせました。しかし、私は家に帰って20分で酒を飲み、夜にはコカインをやっていました。私は「自分は大丈夫」と思い、両親のことを遠ざけ続けました。

ついに折れた私が決断したこと

私はついに、コカインとお酒を四六時中やるのが日課というところまで行きつきました。楽しさはなくなり、習慣としてやるだけになっていました。鼻のズキズキした痛みがひどくなり、耐えられなくなって、父に病院に連れて行ってもらいました。

自滅寸前の私を、両親は座って見ていました。ついに根負けし、「こんな生活は続けられない」と、私はナルコノンに助けを求めました。

両親のおかげで、私は今お酒も薬物も使っていません。必要以上に時間がかかったとはいえ、私はついに折れました。ナルコノンこそが唯一自分の人生を救ってくれる場所であると気づきました。昔の自分を取り戻し、両親に本当の娘の姿を取り戻させよう、そして自分は変われるということを彼に見せようと決めたのです。

時間も、エネルギーも、努力もたくさんかかりましたが、私の依存の状態だって、そのようにたくさんの時間、エネルギー、努力を要していたのです。

今日、私は素晴らしい人生を送っています。

ですから、「もう以前のように感じることはできないんだ」と思っているすべての人に伝えたいことがあります。以前の感覚を取り戻すことは可能であると。そしてそのためには、助けを求める最初の一歩を踏み出すだけなのだということを。

―L.B. ナルコノン卒業生

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以上が、海外のナルコノン卒業生の体験談でした。このような効果をもたらしたのは、他でもないナルコノン・プログラムなのです。

そう、薬物問題は解決できます!

ご本人もご家族が苦しみ、どうしたら良いかわからずにさまようことがあるでしょう。どこへ相談しても「一生付き合っていく病気だから」「治らないから」と言われ続け、絶望してしまっているのかもしれません。

しかし、この問題はナルコノンで解決できるようになりました!

安全に薬物をやめ、効果のあるリハビリを受けたいと願うすべての方のために、ナルコノン・プログラムは生まれました。薬物やアルコールの問題でお困りの方は、すぐにナルコノンにお電話ください。スタッフが親身にお話をお聞きします。

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