毎年のように運動部員が薬物絡みで逮捕されています。大学に大麻が蔓延しているのは今の時代普通のことです。大麻吸っている子は沢山います。なぜ彼らはいけないと知りながら、大麻に手を出すのでしょうか?元大学生の私の見解をお話しします。
今度は柔道部
数年前から、大学の運動部員が大麻を所持したとして逮捕される事件が相次いでいます。そして今回都内にある有名大学の柔道部員が、大麻を営利目的で所持したとして逮捕されました。驚くべき点は、営利目的での所持です。職質を受けた彼は、乾燥大麻70gと複数の大麻リキッド、計量器まで持っていたみたいです。
計量器を持っていたということで、彼が大麻の売人であることはほぼ間違いありません。大麻は通常「パケ」と呼ばれる小さなビニール袋に小分けされて売られます。大麻をちょうど1gにしてパケに入れるのが普通ですが、その重さを測るときに計量器は使われるんですね。
大学生が大麻を使用することは、もはや珍しいことではなくなってきています。しかし、大学生が売人になっているケースはそう多くないでしょう。彼がどのような経緯で大麻に出会い、売人の道に進むことになったのでしょうか。とても気になるところです。
体育会系の学生が大麻に手を出してしまう要因の一つに、先輩からのお誘いというものがあります。体育会系の閉鎖的な縦社会においては、年下の後輩は影響を受けやすく、流されてしまいやすいというもの。今回の彼がどうかは分かりませんが、誰かからのお誘いで始まったことは間違いありません。
学生の暇問題
大麻を使用してしまう学生の根源的な問題は、暇が多いということです。自分も大学に通っていたので分かりますが、大学には2種類の人がいまして。目的意識を持って大学に来ている人とそうでない人です。目的意識を持っている学生は、自分のやるべきことに集中しているで忙しい人が多いです。反対に、そうではない学生は暇な人が多い。
大学と家の行き来だけをしていると余暇がありすぎて、退屈しちゃいます。やりたいことがないとただ時間だけが流れていってしまいますからね。目的意識がない学生は、周りに流されやすいですよ。自分の向かうべき方向が分かっていないので、周りの環境に影響を受けやすい。
初めはいけないことだと思っていても、そういう意識がだんだんと薄れていくる。罪の意識とはそういうもので、慣れてくると何も思わなくなってくるんですよね。違法薬物に関しても、初めは悪いことしている感覚もあるし、危険なことも自覚している。でも、いつからか悪いことしてるみたいな感覚はなくなって、薬物をとることが当たり前になっていく。
初めは捕まらないように細心の注意を払っていても、だんだんと警戒心が無くなっていく。そういう頃に警察に捕まってしまいます。
学生は大麻に注意しよう
大学に通っている人は、薬物に気をつけてください。薬物をやっている人がいたら、離れる。付き合っていても、良いことにはなりません。
大麻を吸っていて最終的に困るのは、自分です。ハイになって楽しいのはその一瞬の間だけであって、大麻を吸うことで自分の身になることってありませんから。成績は悪くなる上、物事への意欲も失っていくのが通常のパターンです。
ただ、学生のうちに失敗したことはいくらでもやり直せます。今回の彼もこれに懲りて、薬物を使わない人生にシフトすればいくらでも良くなる。失敗から学んで、今回の経験を次の再出発に活かしてほしい。がんばってほしいです。
もし学生のあなたが、今大麻で困っていたり、悩んでいたらここ薬物リハビリ施設ナルコノンジャパンにご連絡ください。助かる道はあります。
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