こんにちは、スタッフのアユです。突然ですが昔、私はお酒で悪酔いした初対面の男性に暴言を吐かれたことがあったのを思い出しました。凍り付く飲み会の席…しかしその人の心理としては、それは本音だったのでしょうか?今日はそんなお話です。
ショックなできごとによりお酒を暴飲…そして暴言
私も昔、お酒を飲んでいる時代がありました。当時一緒に働いていたA子さんという可愛らしい女性と、飲み会に参加することになったのです。
そこにはB君という男性がいて、A子さんのことが以前から気になっている様子。
飲み会の席で、B君はさっそくA子さんと話すことに成功。仕事ができて、可愛くて、話もおもしろいA子さん。B君はなんとかお近づきになりたいと思ったに違いありません。しかしA子さんは、言いました。
「この前私の彼氏が…」
そうです。A子さんには彼氏がいました。この発言がB君をどん底に突き落としたのでしょうか。そこからお酒を飲むペースが速くなっていき、どんどんろれつが回らなくなり始めました。
B君はもともと暴言を吐くようなタイプではなさそうに見えましたが、なぜか近くにいた私に「てめえに俺の気持ちがわかんのか!?」と絡み始めたのでございました。
お酒で初対面の人に暴言…でも本人は覚えてない
当時の私は、薬物リハビリ施設の職員でもなく、お酒に対する知識もなかったので、ただただ、「どうしよう、面倒くさい人に絡まれてしまった…」と困惑していました。
B君は控えめそうな人に見えましたし、周りもその豹変ぶりには打つ手がなくどうしよう…という雰囲気が漂い始めました。
彼は私を誰かほかの人と間違えているようで「てめえにはわからねえんだよ!」「俺は酔ってねえよ!」などと繰り返すB君…。
飲み会の席は凍り付き、B君は友だちによって強制退場となり、タクシーで帰ってもらうという一幕がありました。
後日、職場が近いB君に、私はバッタリ出くわしてしまいました。非常に申し訳なさそうな顔で「アユさん、先日は僕とても失礼なことをしたみたいで…」そう言って、とにかく罰が悪そうに平謝りを続けるB君。
でも彼は、自分が暴言を吐いていたことは覚えておらず、「どうやらそうだったらしい」という感覚で謝っているのです。
私は、謝ってくれるのは良いことだなと思う反面、覚えてないって怖いな、と思ったものです。
お酒で暴言を吐く人の心理は本音なの?
「まあ、酒癖は悪いけど、良いやつなんだよ」なんて、よく聞くセリフのような気がしませんか?これはきっと真実なのでしょう。
お酒は、人の善の部分を覆い隠したり、わからないようにしてしまいます。更に記憶力に影響を与えますから、周りの方が散々な目に遭わされた後、本人は覚えていなかったりします。
「酒のせいだから仕方ない」と言われればそれまで、ということになり、周囲の人たちはやられっぱなしになってしまいますよね。
今思えば、彼の飲み方はアルコールをコントロールできる人の飲み方ではありませんでした。そして、忘れたいことやうやむやにしたいことがあるときに、アルコールの力を借りて“乗り切ろう”としてきたに違いありません。
お酒のせいで暴言を吐くところまで行く人でも、決してそれが心理として「本音」を言っているわけではありません。お酒のせいでそうなっているのです。
お酒の影響下にない彼が、本当の彼なのです。
きっとB君も、シラフに戻った後、前日に知らない女性に暴言をしこたま浴びせたと聞かされた時には、かなり罰が悪かったことでしょう。しかし彼は覚えてないので、責任を取り切れません。
申し訳ない気持ちが出てくるのは、彼が良い人である証拠です。自分の知らない間に、自分が何かをやらかし、誰かを傷つけているかもしれないなんて、本人にとっては恐怖ですよね。
そうして人は、迷惑をかけた人や、害を及ぼしていったエリアから、遠のいていこうとしてしまいます。
そして更に責任感が失せていくことでしょう。
アルコールの影響下にある人間には、無責任さがつきまといます。そのような癖のある人、いつでもそうなってしまう可能性のある人と、しあわせな人生を歩んでいくのは非常な困難となって、周囲の人々におそいかかります。
ナルコノンは、それを正しい知識と技術を持って、無理なく改善するプログラムです。
ナルコノンがどんな結果を生み出しているのか気になる方はぜひ、ナルコノンでアルコール依存を克服した卒業生の実際のインタビューを下記よりお読みください。
この問題を解決するために、ナルコノンはたったひとりだけではなく、家族の忍耐だけに頼ることもなく、チームで乗り越えていきます。
いったいどんなプログラムなのか気になる方、お酒や薬物でお困りの方、またはそういった方をご存じの方は、今すぐお電話くださいね。
薬物やアルコール依存について情報を得たい方へ
薬物やアルコール依存の問題に関する情報を配信します。