違法薬物の使用、処方薬・市販薬の乱用は極めて危険な行為ですが、若者を中心に手を出してしまう人たちが一定数います。大抵の人は「一回ぐらいなら大丈夫」とか、「依存しなければ大丈夫」と自分に言い聞かせることで、薬物の使用を正当化しようとします。それがいつしか「この一回が最後」という風に、やめたくてもやめられない状況へと陥っていきます。
やめたくてもやめれらない。依存に陥ると、色々な反応が体におき始めます。例えば、手の震えが止まらないなどです…
薬物一回ぐらいなら大丈夫?
薬物中毒者を略して薬中(やくちゅう)などと呼んだりします。どこから中毒なのか、ということに明確な線引きはありません。ただ、中毒の一つの指標として、「依存」の状態があると言えます。「依存」とは、何かに対して絶えず必要とする状態です。「それがなければ、やっていけない!」というような状態のことですね。
「一度くらいなら大丈夫」「ちょっと試すだけ」そんな軽い気持ちから、薬物中毒は始まります。強い依存性を持ち、常に「もっと欲しい」と思わせるため、自分の意志だけでやめるのは非常に困難です。
また、違法薬物だけではありません。処方薬でも、医師の指示を守らずに乱用すると、同じように中毒症状が起こることがあります。
最初は「眠れないから」「気分が落ち込むから」という正当な理由でも、次第に薬への依存が進み、やがて生活のすべてが薬中心になってしまうこともあります。
薬中になると、どうなる?
薬物の中毒性は、手軽に快感を得られる点にあります。これは本当に、本当に恐ろしいことです。考えてもみてください。努力なしに、何かを達成したかのような大きな快感をえられたらどうでしょう。何の努力もなしに、何か成功したような気分になるのです。
例えば覚醒剤とかコカイン、大麻などの違法薬物がないと楽しくないとか、動く気にならないとか、それらがないと人生やっていけないという人がいたらそれは立派な依存です。マリファナがないとつまんねえ!と思っている若者は、本当は「依存」の状態にいるんですよ
。
そうして薬中になるとですね、色々な反応が体におき始めます。もちろん薬の種類にもよりますが、例えば覚醒剤とかコカインとか、アルコールに依存していると、手が震えたり、妄想にとりつかれたりします。
過去にお酒の席などで乾杯をした際に、その乾杯の手が震えていたとかそういうのを見たことがある人もいるでしょう。アル中は最も身近な依存ですから、気をつけなければなりません。
手の震え、依存から脱するには?
依存で苦しんでいる方は多くいらっしゃいます。本人も本当はやめたいと思っており、でもやめられないので辛い。周りから見たら、ただ薬物を欲しがる”薬中”にしか見えませが、本人としては本当はやめたいと思っていたりもします。
本当にやめたいと願い、完全なクリーンになりたいと本気で思うなら、入所型のリハビリ施設で薬物リハビリプログラムを受けることを強くお勧めします。あまり聞き馴染みのない発想かもしれませんが、本当に薬物問題を解決したければ、薬物の知識を十分に持った専門の機関に助けてもらう他ありません。
ここ薬物リハビリ施設ナルコノンは、自力では解決が難しい薬物、アルコール問題に対処するためにうまれました。ここで多くの人が薬物依存やアルコール依存から抜け出し、本来あるべきクリーンな人生を取り戻すことに成功しています。
施設での生活は必ずしも甘いものではありません。本人の努力も不可欠です。ただ、プログラムを終了する頃には全くの別人になっていることは確かなようです。ここに最近ナルコノンを卒業された方のインタビュー記事を貼っておきます。ぜひご覧ください。
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